暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2024年度中級雪山班秋期活動報告書

2024-11-16 20:56:15 | 現役活動報告

<PL総括>
文責:PL3回生K
 天候がとても悪い中での山行となったが誰一人怪我や体調不良などもなく合宿を完遂することができた。山頂に到着してから雨風がとても激しくなり、反省と改善でも記載しているが、下山に関するエスケープ判断が今回は少し誤っていたのではないかと下山後にSLと話し合った。結果的には大きな問題には繋がらなかったが、パーティー全体を危険にさらしてしまうところであったため、今後雪山の山行が始まる際には今回よりももっと危険度が上がることを考え、早い段階で迅速な判断を下せるようにしていかなければならないと感じる。

<反省と改善>
文責:SL3回生K
下山中に二箇所の大きな川を渡る際、石を利用する形でしたが、増水の影響でこれ以上雨が降ると渡れなくなる可能性がありました。そのため、下山の際にはエスケープの判断について、PLともっと話し合うべきだったと感じています。

<行動日程>
文責:3回生Y
11月2日
時間 場所・行動内容 所要時間
9:50 御在所岳ロープウェイ前・出発 
10:20 中登山口・ダウン1 0:30
10:30 同上・出発 0:10
11:05 4合目・ダウン2 0:35
11:10 同上・出発 0:05
12:20 山上公園手前・ダウン3 1:10
12:25 同上・出発 0:05
13:20 御在所岳山頂・到着 0:55
13:45 同上・出発 0:25
15:20 藤内小屋・ダウン4 1:35
15:30 同上・出発 0:10
16:00 御在所岳ロープウェイ前・到着 0:30

<気象>
文責:2回生K


 

時間 天気 気温 風力 風向 雲形
10:00 雨 22℃ なし なし 層雲
10:35 雨 20℃ 3 東 層雲
11:50 雨 19℃ 3 北東 層雲
12:50 雨 17℃ 3 北東 層雲
14:50 雨 19℃ 2 東 層雲
15:40 雨 20℃ 2 北東 層雲

 

去年の11月19日に武奈ヶ岳で行われた登山は、晴れていたがとても寒かった。今回は事前に大雨の予報がされていたため寒さの心配もあったが、温度は快適であった。下山中は雨があまりにも強く、レインウェアを着ていても濡れてしまったが11月の上旬で寒くなかったため大事に至らなかった。

<衛生、装備報告>
文責:1回生T
衛生装備の使用はなかった。

<食糧報告>
文責:1回生K
事前に焼いてきたトルティーヤにタコスを包んで食べた。中に包むタコスの具も事前にか作って持って行った。ワカモレソース、タコミート、サルサ、レタス、チーズを持参した。美味しかった。

 

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2024年度木曽駒ヶ岳偵察報告書より

2024-11-15 12:09:50 | 現役活動報告

<総括>
大荒れの中でのスタートとなったが2日目は打って変わって快晴となり、十二分に偵察を行いその上山行を楽しむ事が出来た。詳しい偵察内容に関しては後述するが結果として上松Aコースは冬の縦走装備に登るには尾根道が険しすぎる上、8合目より先森林限界を超えてすぐに雪の付き方によっては通過不可能と思われる稜線があり安全かつ確実な合宿を行う事は難しく不適だと判断した。一方、桂小場ルートは距離が長くなるものの昔からの主要ルートである事もありルートはしっかりしており冬の主要装備であっても行動可能であると判断した。また西駒山荘まで森林限界を超えて少し稜線を歩く必要があるものの、西駒山荘まで行けば周囲で雪訓が可能な地形である上避難小屋もある。もし稜線を縦走装備で通過不能と判断した場合でも稜線上の分岐点もしくはそこから250m下のテン場適地でテント設営しそこから将棊頭山や茶臼山をアタックで狙う事が出来るなど悪天候でも色々と対処出来る事も利点である。一方、西駒山荘から木曽駒ヶ岳までは距離が長い上急登箇所もある為最低でも晴れていないとアタックは厳しいと言わざるを得ない。そこは予備日利用や行動内容変更等の柔軟な対応を行うべきだと考える。

<反省と改善> 
文責SL3回生I
(反省)水の確保・利用に対する認識が甘かった。
    各々3.5Lほど水を持っていったが、朝食にラーメンやうどんなど塩味の強いものが多かったり、気温が高い中、長距離を移動したりしたため想定以上に水を消費し水不足に陥る場面があった。幸い事前に水場を把握していたため大事には至らなかったが、次回の山行に向けた反省点である。

(改善)事前に山行中の水分補給や炊事に必要な水の量を把握し適切な量の水を持っていくとともに必要量に加え、予備で数L多く水を持っていくようにする。
    今回同様、山行前に山域内の水場をしっかりと把握しておく。

<偵察内容>
上松Aコース 

C1


 
TS1


 
TS2


 
TS3


 
C2


 
桂小場コース

TS1
 


TS2


 
TS3?
 


 

C1


TS4

C2


 
<行動日程>
文責:2回生T

11月2日
時刻 場所・行動内容 所要時間 電波
13:30 上松Aコース分岐・行動開始  〇
13:45 上松Aコース登山口・ダウン1 0:15 ×
13:50 同上・出発 0:05 
14:25 三合半・ダウン2 0:35 〇
14:30 同上・出発 0:05 
15:20 金懸小屋・行動終了 0:50 2~4本

11月3日
時刻 場所・行動内容 所要時間 
4:30 起床  
6:00 金懸小屋・行動開始 1:30 
6:45 6合半・ダウン1 0:45 2本
6:50 同上・出発 0:05 
7:40 八合・ダウン2 0:50 au2本
7:50 同上・出発 0:10 
9:15 木曽駒ケ岳山頂・ダウン3 1:25 2本
9:45 同上・出発 0:30 
10:20 宝剣岳山頂・ダウン4 0:25 2本
10:40 同上・出発 0:20 
11:00 頂上山荘・ダウン5 0:20 1本
11:05 同上・出発 0:05 
12:40 西駒山荘・ダウン6 1:35 2本
13:00 同上・出発 0:20 
14:20 大樽小屋・ダウン7 1:20 1本
14:30 同上・出発 0:10 
15:30 桂小場登山口・行動終了 1:00 Au1本


<気象報告>
文責:2回生T

1日目は低気圧が通過した影響で大雨であり、樹林帯の中にいても体を揺さぶられるような強い風も吹いていた。しかし夜になるにつれだんだんと天気は落ち着いていき、夜になると満天の星空が広がっていた。


 
2日目は前日の低気圧が去り、北西の高気圧が張り出して来たことにより、1日を通して快晴であった。風も弱く、また、11月とは思えないような暖かさで、登山にはちょうどいい気候であったと言える。
 


日時 天気 気温 風向 風力 雲量 雲形 地点
11月2日 雨 8℃ 東 8 10 乱層雲 金懸小屋
11月3日 快晴 14℃ 北西 1 0 なし 西駒山荘

 

<食糧報告>
文責SL3回生I
11月2日夜
各自焼きそば、うどん、パスタなどを食べた。

11月3日朝
各自ラーメン、うどん、α米等を食べた。


<装備報告>
文責SL3回生I
ガス缶2つを消費した。
装備の故障・紛失はなかった。


<衛生報告>
文責SL3回生I

衛生装備の使用はなかった

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2024年度11月秋期合宿剣山報告・写真等

2024-11-15 11:17:31 | 現役活動報告

2024年度秋期合宿剣山報告書

<総括>

 文責:PL3回生W

今回の合宿では、怪我や体調不良なく終われたことが、ひとまず良かったと思う。初日、二日目早朝は、天候が悪く、尾根上では強風が吹き荒れ危険を感じた場面もあったが、転倒などなかったことかから歩行技術の向上が見られているなと感じた。二日目も太陽が上ると風も徐々に収まり、その後の日程では、好天に恵まれ、秋山を楽しさを味わうことが出来たと思う。ただ、二日目の朝の準備に2時間かかってしまうなど、自立し、計画性をもって合宿を進めるという点では、課題を残す結果となった。下級生は来年を見据え、3回生がいない中でも、まず時間通りに行動すること、また自力で合宿を進める力をこの冬、意識してつけていってほしい。

〈反省と改善〉

文責:SL2回生K

(反省)

  • 2日目の朝の準備に時間がかかりすぎた
  • ルートを見失いそうになる場面があった
  • ヘルメットを忘れた人がいた

(改善)

  • 各自が行程計画を意識し、自発的に食当、テント撤収を進めるように考えて行動する。
  • 事前にルートの迷いやすいところをチェックしておき、迷いそうな時は、一度立ち止まって全員で読図を行う。
  • 計画書の装備のら欄を確認しながら、装備点検を自分でも入念に行う。

 

11月2日(土) 
時間  場所・行動内容  所要時間 
10:30 徳島駅集合 
12:00~13:16 電車乗車 1:16
13:20~15:35 貞光駅~(バス)~身ノ越 2:15
16:00~17:00 見ノ越~西島キャンプ場 1:00

*計画では三宮集合であったが、チケット予約の関係でまとまって集まる事ができず、徳島での集合となった。道路状況により、乗り合いバスがつづろお堂にて引き返しそうになったが、予定通り見ノ越まで辿り着くことができた。


11月3日(日) 
時間  場所・行動内容  所要時間 
4:00~6:00 起床~出発訓練 2:00
6:05~6:40 西島キャンプ場~剣山 0:35
6:50~7:25 剣山~1763mD1 0:35


7:35~8:35 1763mD1地点~丸石避難小屋D2 1:00
8:50~9:45 D2丸石避難小屋~高ノ瀬D3 0:55
10:00~10:55 高ノ瀬D3~1690mD4 0:55


11:05~11:45 1690mD4地点~白髪避難小屋 0:40


*朝の出発時に荒天の中まったく連携が取れておらず、2時間程度の時間を要した。


11月4日(月) 
時間  場所・行動内容  所要時間 
3:00~4:00 起床・出発訓練 1:00
4:00~5:00 白髪避難小屋~1700mD1 0:50
5:00~5:50 1700mD1地点~1822mD2 0:50


6:00~6:15 1822mD2~三嶺D3 0:15


6:25~7:20 三嶺D3~1524mD4 0:55
7:30~8:10 1524mD4~1193mD4 0:40
8:20~8:54 1193mD4~名頃 0:34
*昨日の課題であった1時間出発を成功させることができた。

<気象報告>   


2024年11月2日(土)
19:00西島キャンプ場1700m
雨/6℃/雲形/乱層雲/雲量10/雲向/南東/風速10m/風向/東南

2024年11月3日(日)
5:30西島キャンプ場1700m
曇り/3℃/雲形/乱層雲/雲量7/雲向/東/風速10m/風向/北東

尾根上で風速17m程度の強風に曝されるPT


8:40丸石避難小屋1580m
晴れ/5℃/雲形/層雲/雲量4/雲向/南/風速18m/風向/北北西
13:00白髪避難小屋泊1670m
晴れ/13℃/雲形/積雲/雲量1/雲向/南西/風速3m/風向/北西
11月3日は出発時~6時頃~9時頃までは尾根では北西風速18m程の風が吹き荒れメンバーの行く手を阻んだ。次郎笈付近のコルでは特に酷く、上空の雲の動きをよく観察すると原付バイク程の速さで流れていく様子が観察できた。上空の風の強さを観天望気により把握する事ができた。


2024年11月4日(月)
6:30三嶺1855m
晴れ/4℃/雲形/積雲/雲量2/雲向/西/風速7m/風向/西北西

<装備報告>

ガス缶を2つ消費した

1回生(M)がヘルメットを忘れる

チェーンアイゼンの必要が懸念されたが、雪や地面の凍結が見られなかったため、携行しなかった

文責:1回生M

<衛生報告>

パブロン2錠、ロキソニン錠を2錠使用した

1回生Hが初日、風邪気味であったので、薬を服用、その後回復

1回生Oが途中、突然鼻血を出したが、すぐに収まった

3回生Wが二日目以降、股関節痛を訴え、鎮痛薬を服用した

文責:1回生H

<食糧報告>

初日、夕食はご飯を炊き、レトルトの牛丼をかけて食べた

2日目、朝食はパスタを茹で、レトルトのソースをかけて食べた。起床後、食当を始めるまでが遅すぎた。さらに、湯が沸くまで非常に時間がかかり、朝の出発が大きく遅れてしまった。

夕食には、米を炊き、レトルトカレーをかけて食べた。長時間、水に浸したので柔らかく米が炊けた。

3日目、朝食は棒ラーメンを食べた。起床後、すぐに水を湯にかけ、残りの人はテント撤収を進めたので、1時間出発を実現出来た。

文責:SL3回生Y

下山後解散式での各自の反省項目

PL3回生W

2日目の行程は早朝遮るもののない尾根上にて風速20m程に迫る悪天候・強風に遭ったが以降天候が悪化しなかったのが幸いであった。2日目の出発が反省点である。

SL2回生K

怪我無しでの下山できて良かった。2日目の出発が反省点。SLとしてコースリードしている間に差が開くことがあった。

3回生Y

怪我なしでの下山ができて良かった。天気良い中での行程消化が良かった。

1回生M

ヘルメットを忘れた事、二日目の出発。

1回生H

初日テントサイトにて感冒の初期症状が出たが、市販の風邪薬を服薬し睡眠をとる事により快方に向かった。

1回生F

テントのたたみ方、荷物の整理などで手間取った。

1回生O

2日目のテント撤収。下りにて滑ることがあった。

1回生K

テントのたたみ方、出発の際はレインウェアを先に着用し靴ひもを結ぶなどしておく事が必要と感じた。

 

 

 

 

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