新緑の季節、いかがお過ごしですか。
初夏の気候になって、急にあつくなりましたね。衣替えに慌てています。
さて、今年は新年早々、ニューイヤーコンサートに御来場いただき、
ありがとうございました。
あの夢のような共演から、半年、今年は年女の私です。
そんな時に、北九州国際音楽祭の市民企画に出ませんか、とお誘いを受けてい
たので、企画を出してみました。 独創的な企画、ということだったので、私の
長年研究成果を発表できれば と、下記のような企画をしました。
湧き上がる音楽祭 参加。 主催 北九州国際音楽祭市民企画委員会
「 ガーシユインの肖像 」お話とコンサ-ト
ラプソデイ イン ブル- は こうして生まれた。
ガーシュインの音楽に影を与えた黒人霊歌や後期ロマン派から、後のジャズスタ
ンダ-ドまでを考える。 20世紀に ヨ-ロッパだけでなく、アメリカでも発
展していった クラシック音楽、 そして オペラからミュ-ジカルという独自
の文化をもたらしたガ-シュインについて、解説しながら進めていきます。
プログラム予定
ロンドンデリ-の歌 (アイルランド民謡)
深い河 ( 黒人霊歌 )
セントルイス ブル-ス (出版された中では、一番古いブルース)
スワニ- (ガーシュインが世に出るきっかけとなった曲)
ラプソデイ イン ブル- (いわずと知れた、彼の代表曲
のだめカンタービレ-テーマ曲としても有名
になりました。)
サマ-タイム (今、ユニクロのコマーシャルで流れています)
あの人は、逝ってしまった (ガーシュイン唯一のオペラ、ポギーとベスより)
スワンダフル (ビールのコマーシャルなどでも聞かれますし、
いろいろなミュージカルに使われている曲です。)
我が愛はここに (ガーシュインの遺作といわれている曲)
汝が青き瞳 (ブラームス作曲)
コンチェルト イン F (フィギュアスケートのキムヨナが金メダルを取っ
た時の使用曲です。
北九州で二台ピアノは、おそらく初演ではないか
と思われます。
かつて、ラベック姉妹が録音したものがあります。)
ガ-シュインの音楽の独自性と、その音楽が持つからくりについて 黒人音楽とヨ
-ロッパ音楽の融合や、 ラプソデイ イン ブル- の ブル-の意味するとこ
ろ ブル-ノ-トについて解説します。
ブルースやアドリブの実演もします。また、 サマ-タイムの オリジナル オ
ペラ版 と ジャズ版の聴き比べも興味深いと思います。ソプラノの佐伯さんは、
1986年にインターカレッジエイトオーケストラで、ポギーとベスの楽曲を歌
ったすばらしい方です。その時のオケ編曲は私がやりました。最初になった音を
聞いた時の感動は、忘れられません。今回は、ピアノ伴奏ですが、あの曲がまた
聴けると思うと、とても楽しみです。増田さんは、とても魅力的なふくよかな声
の持ち主です。ブルースやジャズにぴったりで、今回、古いスタイルのものを披
露します。また、彼女は、アドリブがきく、貴重な方です。このお二人の共演も
楽しみです。
あまり演奏されない、コンチェルト イン F の 二台ピアノも聴きどころ
です。
ピアノは、スタインウェイを使えるので、楽しみです。
出演 奥野かおり、安藤昌子 ピアノ 佐伯洋子 ソプラノ
増田千尋 ジャズヴォーカル 内田 港 ベース
★ チケットは、奥野まで、メールでお申し込みください。(^o^)♪
E-mail: sumire01@lime.ocn.ne.jp
8/18 木曜日 午後7時開演 6時30分開場
北九州芸術劇場 小ホ-ル 大人 2000円 学生1000円
北九州芸術劇場〒803-0812 北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11
TEL093-562-2655 FAX093-562-2588
なんとか、調整して行けるようにしたいです!(^_^)/
Jerrioと申します。
昨日、自分のブログに「ラプソディー・イン・ブルー」に関する四方山話をアップしたのですが、その中で「インターカレッジエイトオーケストラ」の話を書きました。今日、その名前でググッてみて、ここにたどり着きました。あのときのピアノ演奏をされたのですよね。今でも弾いていらっしゃるのですね。素晴らしいです。(私は、今は演奏休止中ですが...やりあいなぁ)
当日はバックで演奏させていただきましたが、弾きながら歌う経験も初めてしましたよ(笑) ああいう楽しい演奏を、またぜひやってみたいものです。
これからもがんばってくださいね。
では。お邪魔しました。