ゆるり草

日々の暮らしのあれこれ

梅雨時は怪談

2020-07-26 21:21:24 | 
宮部みゆきの三島屋変調物語というシリーズがあります。

「おそろし」が事始の言わば第1完。
まだ、電子書籍を持つ以前に紙の単行本で読みました。
NHK でドラマ化されて、主役の江戸の小間物屋「三島屋」で
怪談を聴くおちかさんというお嬢さんを波留さんが演じました。
朝ドラ「あさが来た」のヒロインの女優さんです。
朝ドラ前は、まだ無名で、少なくとも私は知らなくて、
江戸娘の着物の似合う美人で上手な女優さんだなと感心しました。

そのシリーズが6完まで出版されていて、5完までは電子書籍になっていました。
そこで早速
「あんじゅう」「泣き童子」「三鬼」「あやかし草紙」
を買って読みました。


梅雨時に怪談はぴったりです。
特に日本の怪談は。

ストーリーとともに、
江戸の風俗や商人と武士の関係もおもしろかったです。
それと、小間物屋が舞台なので、
着物や小間物の描写も楽しかったです。

もう一冊。
十角館の殺人 綾辻行人著
アガサ٠クリスティの「そして誰もいなくなった」へのオマージュのような作品。
コメント (2)
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