海外にいる仙女の功績

海外にいる仙女の功績

漢人の道教思想に、俗世間から離れた仙界にいる神に近い人々を仙と呼んできた。
質素倹約で暮らす仙人は、花の蜜や草露で生きており、西洋の妖精に近い存在だ。
仙女が虐めに遭っていても笑っていられる俗物がアジアに蔓延しているのか、いまだに監視及び虐殺の牢屋に仙女は入れられている。
仙女の造り出す馨りを、奪って纏う俗人が光りの舞台で笑いこけ、自分の功績だと堂々と嘘を言う。
ビビる人々も、仙女を救おうとはしない。

作家の国籍

作家の国籍

相撲の世界でも、「純国産」力士と「海外産」力士の軋轢があるらしい。
文字の起源を遡ると当然の作文能力の差は無視できない。漢字を造った漢人の子孫で日本に帰属する私は、招聘されたマラソンの黒人ランナーの様な存在だ。
彼らは大昔から、広い大陸を健脚で鍛えて来たのだから、小さな島国育ちには本質的に敵わないのだ。それを、努力で乗り越える事に、感動が生まれるのだ。
努力無しに、才能ある努力家を、その出自や血筋で排除したところで、化けの皮がピラピラしているのを、ドラッグ中毒者以外は見抜ける。

まだ質問はあるか。

普通とセクシーの違い

普通とセクシーの違い

色気があるとかセクシーだとか、体の機能が反応しやすい性方面のエネルギーは、若い頃活発だ。生殖本能に役立つ能力で、子孫繁栄には欠かせない要素だ。
ここでも、善や美の子孫を残したいヒト科は、見た目重視だったり体の反応重視だったりするが、それを逆手にとる子孫コントロールもしたがるワガママな輩は、セクシーを前面に押し出す。
確かに子孫を繁栄させるだけならたくさん産めば良いが、ただ金持ちの金で安泰と安逸を望むヒトには、善に産み育てるよりも、金を呼び込む方向へシフトする。
安逸な生活は、ヒトの最大な理想ではある。
それだけでは全てを手に入れられないのは、宇宙の原理であるのに認めたがらず、安逸の甘えでぶくぶく太っていながら、キリンの長い頸を欲しがる。
突出したキリンが目立つからと殺せばキリンになれるかと言うと、どうも無理そうだ。
なのでキリン風の着ぐるみでも着るかと見た目を少し換えても、傍目から可笑しい。
バレなかった！と喜ぶのは、お笑い役者をずっと続けても平気な阿呆くらいだ。
セクシーに話を戻すと、豚とキリンでセクシーなのはどちらかと問われても、結局其々の好みなのだ。キリンの長い頸や睫毛を欲しがって豚の絵にしても可愛いが現実的には色気よりもおもしろさが出る。
おもしろい豚を好むヒトも中にはいるので、それはそれで一件落着するのに、どうしてキリンを剥製にし、その革を身に着けようとするのだ？
キリンの剥製を身に着けてもキリンにはなれず、同じ豚同士で自慢できても、他の種族は毛嫌いするはずだ。
皮剥ぎの豚よ、羽織った革を脱げ。
望玄語霜月衣雨のち苺 筆。