日本人学校の元友人に、ハーフ美女がたくさんいた。その内の一人が香港で高校を卒業し、モデルやキャバ嬢をやっていたらしいが、会話通訳くらいはできる語学能力はあった。ただ、あまり勉強は得意ではない彼女は、パソコンが好きではないようだった。
勉強が得意だった私は、パソコンは好きで勉強もし、翻訳スクールにも通った事があり、仕事でも納期の速まりで仕上がるまで会社で徹夜した事がある。
犯罪組織(ヤクザか?)の親を持つらしきハーフ美女キャバ嬢は、足を洗ったかどうかわからないが、私のふりをして翻訳の仕事に就いていたかもしれない。多分、ハーフ美女キャバ嬢にすり寄る為の貢ぎ物として、私への仕事依頼を美女の方に上げたのだ。出来上りは想像もできないが、迷惑被ったに違いない。私の名前を使用していないことを祈る。
翻訳機の弊害
異文化コミュニケーションで、言語だけが壁であるなら、翻訳機のみで世界中は仲良くなれそうだ。
残念ながら、二つのアジア言語(中国語と日本語)を翻訳できるだけの語学能力を持ち、文化背景も併せ持つのに、私は表面的なコミュニケーションしかできていない。つまり、善意のコミュニケーションを一方から働きかけても、意味はないのだ。
翻訳機で一方的に意思を伝えても、相手に伝わるのは口頭でのコミュニケーションよりもわずかだろう。意味だけでは意味はなく、病院や商業施設で役立っても根本的に解決できず、手軽で容易くなる言語コミュニケーションで、得をするのは翻訳機を販売する会社だけだろう。
エコノミーアニマルとして名高い日本人は、その拍車をかけている。アジア言語は、漢字習得が難関であるが、それすら必要がなくなるということは、関心も薄れるのだ。目先の利益だけで、言語の壁をコントロールできたと思ったら、すぐにしっぺ返しがやってくる。外国人が信用できないなら、コミュニケーションをとらなければ良い。
無理はするな。