私が何の能力もなかったら

私が何の能力もなかったら

仮に私が何の能力もなかったら、何をしていただろうか。

台湾台北市で、実家の実店舗で売り子をしていただろう。学校にも通わずに。無国籍児童で、海外にも行けずに、ずっと台湾に住んでいただろう。

どんな人生かと問われると、多分、バカだけど中国語と台湾語を話しながら、客や周囲の同業者とケンカもしつつ仲良くし、男くらいは寄って来たはずだ。

無国籍状態が解消されるかは分からないけど、結婚出産もしていただろう。籍は入れずに。無いからね。

平凡に台湾で暮らしていたかもしれないけど、果たして波乱が起きずにいたかは分からない。幼児期に覚えた日本語は多分ほとんど忘れ、全く使うことはなかっただろう。

チンパンジー顔を集める半グレ一派

チンパンジー顔を集める半グレ一派

仲間意識を容易に結束できる似た顔の集団。

同じ姓で集まる会も聞いたことがある。

共通点が多いほど、仲間意識が保てるのだろう生物は、似た者同士で寄り集まり、性質が違う他者に勝とうと大集団を形成したがる。

半グレ蟻の軍隊だ。