ホームランバッターのホームランを雛鳥に与える日本民族
可愛い我が子、つまり雛鳥が高く遠く飛べるように、甲斐甲斐しく世話をするのはほほえましいが、まだ自分で飛べない雛鳥に、ホームランバッターのホームランを与え、天才雛鳥だ!と報道させ、何が楽しいのか?
自分は「結構」飛べるから、自分がホームランを打ったと、いざというと時に、嘘がつけると思っているのか?
頭が良いとはいえない。
ホームランが簡単に打てるなら、野球選手の比率は一般職業人と同じ比率になる。高級取りではなくなる。
「高級取りではなくなる日本のホームランバッター」に、日本民族は皆でなろうとしている。
そういうことだ。
つまり、単純計算で、ホームランバッターの捏造は非生産的で、野球がたわいない草野球レベルになり、誰もグッズや試合に見向きもしなくなるだけだ。
似非ホームランバッターの友人や一族がグッズや試合に金をかけても、試合維持に足りない分を国が出すハメになるだけだ。
そして、本物のホームランバッターを陰から眺め、記録を掠めとるばかりの日本民族の様子に、いささか気持ち悪さを感じるだろう。
王貞治の再来を阻止しても、東郷嘉奈は日本姓だ。それとも貴族姓が悔しいから阻止するのか?それなら、東山姓にしたら?と変更させるだけですむ。何も苦労はいらない変更だ。飛べない雛鳥にホームラン記録を無理に与えるよりは。