スタート地点で負けているのは泥棒民族だろう
(2022.04.02 Saturday by my jugemブログより転載。)
泥棒しないだけで私は美しい女だ。
見た目の好みは人それぞれで、細くて背が高い女を好むも好まないも好みが分かれる。
私に一目惚れする男も多分いただろうし、若い頃は皆何かと可愛いから、中年の私が昔いくつか恋愛をしていたのを疑う余地はない。
それに、泥棒を極端に嫌う私は、実家で店番もする優しい娘だったので、自分が泥棒をしないという点は自慢できる良いところだ。
もちろん、他人に泥棒させることもない。
それだけで、心が美しい女といえる私は、今もそれは変わっていない。
見た目がどう変わってしまっても、私の心は盗みをしないという美点を保ち続けているし、他人の日常生活を盗み見ることもしない。
by 東郷嘉奈元蘇…語霜久泉月衣月彌千 筆。