こんにちは、かとう整骨院です。
今回はスポーツトレーナーの役割というものについて述べてみたいと思います。
皆さんは、トレーナーと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?よく野球やサッカーの中継などで、選手が負傷した際にかけつける人がいますがあれがトレーナーと言われる人たちです。トレーナーは現場での応急処置の他に選手の身体つくり(コンディショニング)も行っております。プロ選手のトレーナーは寧ろこちらの方がメインで行われています。トレーナーには、それ専門の学校を卒業したものや柔道整復師や理学療法士といった国家資格をもったものが担当しています。プロスポーツ界ではメジャーになってきているトレーナー活動ですが、アマチュアスポーツ界ではまだ普及しているとは言い難いのが現状です。では、なぜトレーナー業はなかなか普及しないのでしょうか?それには2つの大きな理由があると考えています。
理由その1 費用の問題
一つ目の理由として、費用の問題があげられます。身体の重要性やコンディショニングの大切さはみなさん理解されていると思います。しかし、トレーナーを雇うには費用がかかります。競技活動には何かと費用がかかります。その中で、トレーナーに回す費用というのが後の方になるというのは致し方ないことかもしれません。
理由その2 トレーナー自身の資質の問題
2つ目の理由、これが今回一番言いたい事です。最近、整骨院等でトレーナー活動に力をいれている所が多く存在します。皆さんいろんな努力をされいるのはよく解りますし、中には実績、人格共に素晴らしい先生もおられます。しかし、一部に少し残念な発言を繰り返している方もおられます。
残念な発言とは、チームの指導者に対し“練習やトレーニング方法を勘違いしている”や“知識が足りない”などというように堂々と批判をする発言を行っている事です。チーム内において、指導者の権限は大きなものです。その指導者のやり方を堂々と批判する人間を傍におくでしょうか?私なら無理です^^;
もちろん、自分の言う事だけを聞くイエスマンを置け!というのではありません。指導者とトレーナーではその役割が違うのです。指導者が自らの経験で指導しているのを“医学的にはこうだから、間違っている!”といって批判するのはまったく意味のない行為です。指導をされている方にも医学の勉強をされている方は沢山おられます。ですが、一般的には医療従事者のほうがその知識は多いはずです。これは当然のことです。私が考えるトレーナーの役割は、指導者と選手の橋渡し役になる事です。指導者が伝えようとしていることが選手に正しく伝わっているか?また、選手がどういったことを考えているかというのを知り、双方が理解を深めていけるようにしていく役目が求められているのだと思います。医学的な知識は、感覚をより具体的に説明するのに利用するのであり、自らの知識や理論を押し付ける必要はありません。
私がこのように考えるようになったのは、立花龍司氏の講演を聞いたのが契機でした。立花氏は日本人で初めてアメリカメジャーリーグのコーチになった人物で、現在もコンディショニングコーチとして各方面で活躍されています。コンディショニングコーチとは選手の体力、肉体面を受け持つ仕事です。その立花氏が話されていた内容で、一番印象に残ったのは日米でのコーチングの差という話でした。コーチングとはコーチと選手の通訳という意味です。つまり、コーチ(指導者)が指導する内容をより具体的に伝えるという事です。
例えば、グランドを10週走れ!と言われたとします。普通は少なからずとも嫌な気持になります。しかし、走る事の必要性、それを持続することで得られる効果という事を説明してもらえればどうでしょうか?ただやらされている練習から、やりたい!と思える練習に変わります。現場のトレーナーにはこういったコーチング能力が求められます。立花氏の話では、日本でコーチングという部分はまだまだ未発達であると指摘されていました。
トレーナーを導入することで上記のような効果を導き出せるとしたら、現場の考えも変わるはずです。その為には、コーチングというものを理解したトレーナーが必要でありその資質を更に向上させる必要があると思われます。
選手の競技力向上を願うのは、指導者もトレーナーも同じです。両者がよりよい関係を築ける様になれば環境も変化すると私は信じています。もちろん、当院でもトレーナー活動は行っています。トレーナーをお探しの方がおられましたら、ご相談いただけましたら幸いです。最後は宣伝オチという長文におつきあいいただき恐縮です^^;
今回はスポーツトレーナーの役割というものについて述べてみたいと思います。
皆さんは、トレーナーと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?よく野球やサッカーの中継などで、選手が負傷した際にかけつける人がいますがあれがトレーナーと言われる人たちです。トレーナーは現場での応急処置の他に選手の身体つくり(コンディショニング)も行っております。プロ選手のトレーナーは寧ろこちらの方がメインで行われています。トレーナーには、それ専門の学校を卒業したものや柔道整復師や理学療法士といった国家資格をもったものが担当しています。プロスポーツ界ではメジャーになってきているトレーナー活動ですが、アマチュアスポーツ界ではまだ普及しているとは言い難いのが現状です。では、なぜトレーナー業はなかなか普及しないのでしょうか?それには2つの大きな理由があると考えています。
理由その1 費用の問題
一つ目の理由として、費用の問題があげられます。身体の重要性やコンディショニングの大切さはみなさん理解されていると思います。しかし、トレーナーを雇うには費用がかかります。競技活動には何かと費用がかかります。その中で、トレーナーに回す費用というのが後の方になるというのは致し方ないことかもしれません。
理由その2 トレーナー自身の資質の問題
2つ目の理由、これが今回一番言いたい事です。最近、整骨院等でトレーナー活動に力をいれている所が多く存在します。皆さんいろんな努力をされいるのはよく解りますし、中には実績、人格共に素晴らしい先生もおられます。しかし、一部に少し残念な発言を繰り返している方もおられます。
残念な発言とは、チームの指導者に対し“練習やトレーニング方法を勘違いしている”や“知識が足りない”などというように堂々と批判をする発言を行っている事です。チーム内において、指導者の権限は大きなものです。その指導者のやり方を堂々と批判する人間を傍におくでしょうか?私なら無理です^^;
もちろん、自分の言う事だけを聞くイエスマンを置け!というのではありません。指導者とトレーナーではその役割が違うのです。指導者が自らの経験で指導しているのを“医学的にはこうだから、間違っている!”といって批判するのはまったく意味のない行為です。指導をされている方にも医学の勉強をされている方は沢山おられます。ですが、一般的には医療従事者のほうがその知識は多いはずです。これは当然のことです。私が考えるトレーナーの役割は、指導者と選手の橋渡し役になる事です。指導者が伝えようとしていることが選手に正しく伝わっているか?また、選手がどういったことを考えているかというのを知り、双方が理解を深めていけるようにしていく役目が求められているのだと思います。医学的な知識は、感覚をより具体的に説明するのに利用するのであり、自らの知識や理論を押し付ける必要はありません。
私がこのように考えるようになったのは、立花龍司氏の講演を聞いたのが契機でした。立花氏は日本人で初めてアメリカメジャーリーグのコーチになった人物で、現在もコンディショニングコーチとして各方面で活躍されています。コンディショニングコーチとは選手の体力、肉体面を受け持つ仕事です。その立花氏が話されていた内容で、一番印象に残ったのは日米でのコーチングの差という話でした。コーチングとはコーチと選手の通訳という意味です。つまり、コーチ(指導者)が指導する内容をより具体的に伝えるという事です。
例えば、グランドを10週走れ!と言われたとします。普通は少なからずとも嫌な気持になります。しかし、走る事の必要性、それを持続することで得られる効果という事を説明してもらえればどうでしょうか?ただやらされている練習から、やりたい!と思える練習に変わります。現場のトレーナーにはこういったコーチング能力が求められます。立花氏の話では、日本でコーチングという部分はまだまだ未発達であると指摘されていました。
トレーナーを導入することで上記のような効果を導き出せるとしたら、現場の考えも変わるはずです。その為には、コーチングというものを理解したトレーナーが必要でありその資質を更に向上させる必要があると思われます。
選手の競技力向上を願うのは、指導者もトレーナーも同じです。両者がよりよい関係を築ける様になれば環境も変化すると私は信じています。もちろん、当院でもトレーナー活動は行っています。トレーナーをお探しの方がおられましたら、ご相談いただけましたら幸いです。最後は宣伝オチという長文におつきあいいただき恐縮です^^;
大阪、寝屋川市香里園周辺でスポーツ外傷、障害、各関節の痛みにお悩みの方、
是非一度、ご相談ください。
遠方の方も予約制を導入しておりますので、有効に時間を利用できます。
また、各種保険、交通事故の取り扱いもしております。
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院HPはこちらから
℡072-812-3631(予約優先)
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