
〈「そうですね。例えば1つの例なんですけども、PTA活動、もともと任意活動であった。しかし、なぜか、すべての者が参加するような雰囲気作りがなされていると。その中で、なかなか働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しいと。そういった点では、文部科学省の方にも、もう一度、見つめ直す機会、調査する機会などを設けていただいてですね、実際に、どのような状況が起こっていて、何が課題になっているのか、しっかりと把握していただきたいという風に申し上げました」〉
(産経ニュース:菊池桃子氏がPTA活動について問題提起 ワーキングマザーに代わって… 1億総活躍国民会議
→http://www.sankei.com/politics/news/160325/plt1603250039-n1.html)
いささか古い話ですが、
菊池桃子さん、言ってくれました。
何で今頃その話かって言うと・・・
(ウチの)奥様、
下っ端ですけど、
三女の高校でPTA役員になりまして。
何でも「クラス委員」を決めましょうって時、
皆下を向いてる中、
担任の先生と目が合ってしまったから、だそうで。
いずれ何かやらなきゃだし、
それは、まあ良いんですけど、
先日、初めての役員会がありまして、
その中身というのが、後日行われる総会用資料の下読み?
配って読んで、それでオシマイ。
「そんなんで呼び出すな〜!」
とエラく憤慨いたしまして。
「無かったことにして忘れてやる〜 !! 」
とまで言ってましたので。
あ、だからと言って、
PTAそれ自体無くせ、なんて思ってませんよ。
ちなみに、ですが、
私自身、かつて子供会役員やったりしましたし、
地域とか、学校とか、
関われる範囲で関わった方が良いと考えてます。
菊池さんも、
〈「しかし、PTA活動に、決して否定的になってはいけないと思います。実際に、これまでのPTA活動が子供たちの成長に、また学校教育の場に寄与してきた部分、貢献してきた部分を評価しなくてはなりません。その上で、まったくなくすということではなくて、何か課題が起こっているのならば、という、新しく、ミクロ視点っていう、現場の声を政府の方に上げるということも各議員にお願いした次第です」〉
って言ってますしね。
何でもそうですが、
要は、やりようです。
それと、お互い、気の持ちよう。
それぞれ見える部分だけで比較して、
損得考えても仕方ないですから。
ただ稀に、と言うか、しばしば?
ややこしいことに、
ソレを生き甲斐にしてるんじゃないかと疑わせるような感じで、
熱心に、楽しそうに「活動」している(ように見える)人もいたりして、
そこがまた、
「やりたい人達で仲良くやればいいのよ」
なんて空気を作り出したりするんです。
色々と誤解もあるでしょうし、
〈「月に一度の集まりは、仲良しグループのおしゃべり会になっている。わざわざ有給を取って参加しても、私には分からない内輪の話ばかりで、無駄に感じる」〉
なんてのは、事実なら論外として、
ここはひとつ、
〈共働きやひとり親世帯など、個別のさまざまな事情を抱えた保護者たちが参加できるよう、新しい活動方法を模索するPTAが増えている〉
〈昼間の活動がしやすい役員は日中の会議に参加し、夕方以降の活動がしやすい役員は、他校のPTAとの会合など、夜間の活動を引き受ける「役割分担」を徹底している〉
〈頻繁に開催される会合を減らすため、形式的な連絡はメールのやりとりで完結させたり、役員にばかり負担が集中しないよう、各保護者にも少しずつボランティアとして活動に参加してもらうよう呼びかけたりなど、各地のPTAではさまざまな工夫が凝らされている〉
(産経ニュース:菊池桃子の「PTA活動って難しい」発言きっかけにネットの働く母親の不満が噴き出した! 不要論も飛び出す中で…
→http://www.sankei.com/premium/news/160416/prm1604160024-n1.html)
という方向を加速させてほしいなあ。
言い出しっぺになるのはエネルギーの要ることでしょうけど、
付き合いきれない部分に関しては拒否し、提案もしつつ、
気持よく務められるようにしていけば良いんじゃないかと思います。
同時に、
というか、それ以前に、
そもそも、PTAは「私用」ではないのだから、
女性、男性に関わらず、普通に(!)有給取れるようにしないとね。
いつまでも旧態依然とした、
中堅どころの社長や自営業の男性、
もしくは専業主婦でなければ務まらないPTAじゃ、
それこそ、無くしてしまえ、なんて乱暴な話になりますから。
そんなわけで、
大分前に読んだものですが、
『7人の敵がいる』(加納朋子)をおすすめします。
〈出版社勤務の陽子は、息子が小学校に入学して初めてのPTA役員決め保護者会で空気を読めず、早速「敵」を作ってしまい……。
加納朋子さんの新刊『七人の敵がいる』は、子育てする母親なら誰もが直面するPTAの問題を、ワーキングマザーを主人公に、笑いあり、涙ありで痛快に描いた作品です〉
(集英社:七人の敵がいる
→http://www.shueisha.co.jp/7ni-n/enemy/index.html)
先が気になるし、サクサクと読めるオモシロイ「小説」でした。
お時間のない方は、
とりあえず、著者インタビューを。
(集英社:七人の敵がいる 著者から皆様へ
→http://www.shueisha.co.jp/7ni-n/author/index.html)
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
*参考までに、こちらも。
産経ニュース:越えろ「小1の壁」 育児と仕事の両立支援する企業続々… 時短や休業制度を拡充
→http://www.sankei.com/life/news/160413/lif1604130016-n1.html
(産経ニュース:菊池桃子氏がPTA活動について問題提起 ワーキングマザーに代わって… 1億総活躍国民会議
→http://www.sankei.com/politics/news/160325/plt1603250039-n1.html)
いささか古い話ですが、
菊池桃子さん、言ってくれました。
何で今頃その話かって言うと・・・
(ウチの)奥様、
下っ端ですけど、
三女の高校でPTA役員になりまして。
何でも「クラス委員」を決めましょうって時、
皆下を向いてる中、
担任の先生と目が合ってしまったから、だそうで。
いずれ何かやらなきゃだし、
それは、まあ良いんですけど、
先日、初めての役員会がありまして、
その中身というのが、後日行われる総会用資料の下読み?
配って読んで、それでオシマイ。
「そんなんで呼び出すな〜!」
とエラく憤慨いたしまして。
「無かったことにして忘れてやる〜 !! 」
とまで言ってましたので。
あ、だからと言って、
PTAそれ自体無くせ、なんて思ってませんよ。
ちなみに、ですが、
私自身、かつて子供会役員やったりしましたし、
地域とか、学校とか、
関われる範囲で関わった方が良いと考えてます。
菊池さんも、
〈「しかし、PTA活動に、決して否定的になってはいけないと思います。実際に、これまでのPTA活動が子供たちの成長に、また学校教育の場に寄与してきた部分、貢献してきた部分を評価しなくてはなりません。その上で、まったくなくすということではなくて、何か課題が起こっているのならば、という、新しく、ミクロ視点っていう、現場の声を政府の方に上げるということも各議員にお願いした次第です」〉
って言ってますしね。
何でもそうですが、
要は、やりようです。
それと、お互い、気の持ちよう。
それぞれ見える部分だけで比較して、
損得考えても仕方ないですから。
ただ稀に、と言うか、しばしば?
ややこしいことに、
ソレを生き甲斐にしてるんじゃないかと疑わせるような感じで、
熱心に、楽しそうに「活動」している(ように見える)人もいたりして、
そこがまた、
「やりたい人達で仲良くやればいいのよ」
なんて空気を作り出したりするんです。
色々と誤解もあるでしょうし、
〈「月に一度の集まりは、仲良しグループのおしゃべり会になっている。わざわざ有給を取って参加しても、私には分からない内輪の話ばかりで、無駄に感じる」〉
なんてのは、事実なら論外として、
ここはひとつ、
〈共働きやひとり親世帯など、個別のさまざまな事情を抱えた保護者たちが参加できるよう、新しい活動方法を模索するPTAが増えている〉
〈昼間の活動がしやすい役員は日中の会議に参加し、夕方以降の活動がしやすい役員は、他校のPTAとの会合など、夜間の活動を引き受ける「役割分担」を徹底している〉
〈頻繁に開催される会合を減らすため、形式的な連絡はメールのやりとりで完結させたり、役員にばかり負担が集中しないよう、各保護者にも少しずつボランティアとして活動に参加してもらうよう呼びかけたりなど、各地のPTAではさまざまな工夫が凝らされている〉
(産経ニュース:菊池桃子の「PTA活動って難しい」発言きっかけにネットの働く母親の不満が噴き出した! 不要論も飛び出す中で…
→http://www.sankei.com/premium/news/160416/prm1604160024-n1.html)
という方向を加速させてほしいなあ。
言い出しっぺになるのはエネルギーの要ることでしょうけど、
付き合いきれない部分に関しては拒否し、提案もしつつ、
気持よく務められるようにしていけば良いんじゃないかと思います。
同時に、
というか、それ以前に、
そもそも、PTAは「私用」ではないのだから、
女性、男性に関わらず、普通に(!)有給取れるようにしないとね。
いつまでも旧態依然とした、
中堅どころの社長や自営業の男性、
もしくは専業主婦でなければ務まらないPTAじゃ、
それこそ、無くしてしまえ、なんて乱暴な話になりますから。
そんなわけで、
大分前に読んだものですが、
『7人の敵がいる』(加納朋子)をおすすめします。
〈出版社勤務の陽子は、息子が小学校に入学して初めてのPTA役員決め保護者会で空気を読めず、早速「敵」を作ってしまい……。
加納朋子さんの新刊『七人の敵がいる』は、子育てする母親なら誰もが直面するPTAの問題を、ワーキングマザーを主人公に、笑いあり、涙ありで痛快に描いた作品です〉
(集英社:七人の敵がいる
→http://www.shueisha.co.jp/7ni-n/enemy/index.html)
先が気になるし、サクサクと読めるオモシロイ「小説」でした。
お時間のない方は、
とりあえず、著者インタビューを。
(集英社:七人の敵がいる 著者から皆様へ
→http://www.shueisha.co.jp/7ni-n/author/index.html)
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
*参考までに、こちらも。
産経ニュース:越えろ「小1の壁」 育児と仕事の両立支援する企業続々… 時短や休業制度を拡充
→http://www.sankei.com/life/news/160413/lif1604130016-n1.html
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