(家計の足しに? メーン州知事夫人)
都知事選、
盛り上がっているような、そうでないような、
そもそもは「政治とカネ」とやらの問題が発端なのですが、
前知事だけ(!)を攻撃するのはどうだったんだろう、と今でも思ってます。
ま、基本的には都民の選択なので、
「上手いことやってください」
と言うしかありませんが。
ところで知事といえば、
こんな記事が、たまたまとってありました。
(Asahi Weekly Sunday, July 10, 2016)
〈「せこいとは言わせない」〉
いや、もちろん言いませんよ。
これとは別の、日本語記事もありました。
〈米メーン州のルパージュ知事の妻が、夏場のアルバイトでシーフードレストランのウエートレスの職に就いていることがわかった。家計収入を補うためだという。
同州知事の給料は全米最低水準の年間7万ドル(約715万円)。妻のアンさん(58)は自家用車を買うためいくらかの現金が必要だとして、夏の観光客で賑わう海辺のレストランで働いていることを明らかにした〉
(ロイター:米メーン州知事夫人がウエートレス勤務、バイト代を家計の足しに
→http://jp.reuters.com/article/wife-of-maine-governor-idJPKCN0ZD0GU)
なんというのか、アッケラカンとしてて、
「文化」の違いを感じますねえ。
仮に日本でどこかの知事夫人が同じことをしたら、
「フリなんじゃないの?」「パフォーマンスだ!」
みたいに言われかねません。
あれ?
そういえば、首相夫人は居酒屋経営してましたっけ?
いや、それはともかく、
州知事やってて年収715万円というのが何とも・・・
前東京都知事は年収2200万ほどだったそうですが(ソレとは別に退職金4300万だとか)、
いやはや。
あ、でも誤解のないようにお願いしておきますが、
私自身は、単純に知事の給料が高いのはケシカランと考えているわけではありませんよ。
多少の使い込みも気にしません。
政治家が清廉潔白であるに越したことはありませんが、
1番の優先事項は結果責任をとれる政治を為すかどうかですから。
米国の政治家は、
給料安くても志でもって政治に携わろうとする人々なんだと、
短絡的に結論づけるわけにもいかないでしょうし。
(立候補から選挙に至るまで、仕組みが違います)
ま、何にせよ、
ちょっと面白いハナシではありました。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
*冒頭画像は、Facebook:First Lady of Maine, Ann LePage より
*こちらは、(たぶん)地元ニュース番組の動画です。
First Lady of Maine Has Taken Summer Job to Make Some Money for a Car
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