角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

PROM.56 頑張れ、ヤマト運輸(労組)!

2017-03-05 06:03:40 | 素敵!
(産経新聞3/2大阪6版より)



いやあ、この記事、
運送業界に(世を忍ぶ仮の姿で)身を置く者として、
「素敵!」と言わずにいられません。


(同上)


翌日には、コラムでも取り上げてます。


(産経新聞3/3大阪6版)

「顧客第一」だけでなく「社員第一」。

言うは易しであり、もちろん二者択一でもないのだけれど、
それこそ「お客様は神様です」とばかりに、
「何でもかんでも聞いちゃう」ことをウリにする時代じゃないとは思いますね。

社員の負担や単体での赤字を承知の上でソレをして、
いわゆる「オイシイ仕事」に繋がるのなら良いのだけれど、
かつて何でも右肩上がりの時代には、そういうこともあったのだろうけど、

今日日は、一度要望を聞いてしまうと、
「次もよろしくね」と普通に言ってくるブラックなお客さんも多いし。


「コレだけ、今すぐお願い」

その言葉が、誰かの休憩を削り残業を増やしているんだと、
そこら辺、自分がお客さんになった時にも頭の片隅にでもあれば、

そういう人が増えれば、
「国際比較」でその低さが問題になってるらしい日本の労働生産性も、
ひょっとして上がってくるんじゃないのかな、と思ったりもします。


ただねえ、

現状、業界によっては、
長時間労働・休日出勤こなして初めて満足いく給料になる、
っていう面もあって、それを望む人もいたりするんで・・・

無論、
ソレをしなくても、しっかりお金をいただけるのなら、
「のんびり・だらだら」仕事したりしないでしょうけどね。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

この話、
業界大手だけに、けっこう波紋を呼んでるらしくて、
その後も関連記事が続いてます。

以下、参考までに。


(産経新聞3/4大阪6判-2面)


(産経新聞3/4大阪6判-8面)


(産経新聞3/5大阪6版-22面)





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