角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

#163 「笑い」vs「愛」・・・地球を救うのは、どっち?

2016-08-31 06:24:25 | 素敵!
(TEDより ステラ・ヤング)



いやあ、Eテレ(NHK教育テレビ)、やってくれました。
「バリバラ」です。
http://www6.nhk.or.jp/baribara/

8/28(日)放送分は、
予告に釣られてつい観てしまったのだけれど、
想像以上に刺激的。
例の番組のウラで突っ走ってました。

*何の話?という方はこちら。
 JCASTニュース:「24時間テレビ」は障害者の「感動ポルノ」 裏番組のNHK生「バリバラ」に大反響
 →http://www.j-cast.com/2016/08/28276254.html

*放送自体も、あちこちで動画あげてる人がいるので「バリバラ」で検索してみてください。


そんなわけで、
既にアレコレの話題になっているので、

ここでは、
件の番組でもチラと紹介されていた、
ステラ・ヤングさんという人のプレゼンテーションを。

ものすごく簡単に要約してしまうと、

障碍者を特別なモノとみなし、そのうえで、
障碍者が当たり前のことをしているだけで感動してしまう、感動の素材にしてしまう、
それは違うんじゃないのか、

ということだろうと思います。


ちなみに、プレゼンの最後は、

私が住みたいのは
障害が特別視されるのではなく 普通だと思われる世界です

私が住みたい世界は
15才の女の子が 自分の部屋に座って 『バフィー 恋する十字架』を 観ることが偉業なんかじゃない世界
ただ座って観ているだけなのですから

私が住みたい世界は
障害者の人達に そんな低い期待を 持たない世界
朝ベッドから起きて 自分の名前を覚えている そんなことで賞賛されない世界です

私が住みたい世界は
我々障害者が 真の成果で評価される世界

私が住みたい世界は
メルボルンの高校2年生が 新しく来た教師が 車椅子に乗っていても 微塵も動じない世界です


と、かなり具体的な願いで締めくくっています。


割りと短めなプレゼンです。
障碍者に関して、助けたいと思う人も、距離を置きたいと思う人も、
とりあえず観て(そして唸って)みてください。


ステラ・ヤング:
私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく
http://www.ted.com/talks/stella_young_i_m_not_your_inspiration_thank_you_very_much?language=ja


・・・ ・・・ ・・・ ・・・

関係ないような、あるような記事。
いずれも産経新聞8/31大阪6番より





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