マオド・ド・ブーア=ブキッキオさん。
色々と問題になっているようなので、
改めて、その記者会見(10/26)を見てみました。
マオド・ド・ブーア=ブキッキオ 国連 児童の性的搾取に関する特別報告者 会見 2015.10.26
何ともはや、
高みから子供を叱るような内容で、
率直に言って不愉快です。
まあ、そういう個人的感想はともかく、
件の「援助交際13%」発言は、5:10位から。
ちなみに動画には、
※訂正:会見中、通訳に誤りがありますので訂正いたします。
07:26~07:34「例えば例としては援助交際があります。これは女子学生の3割は現在”援交”をやっているというふうにも言われているわけで・・・」の「3割」は「13%」の誤りです。訂正いたします。
という説明が付いてます。
にしても、
その場で「thirteen%→3割」の誤訳に気づいた人がいなかった、
質疑応答でも、この数字の出処を問いただす記者はいなかった、
というのが、正直「あらら」です。
そのせいなのか、
彼女の発言に対する批判が噴出するのも、
少し、日が経ってからでした。
(↓)産経新聞11/3大阪6版です。
さらに日が経ってからですが、
(↓)産経新聞11/11大阪6版。
*外務省:報道発表→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002626.html
で、やおら、
(↓)産経新聞11/14大阪6版。
*外務省:報道発表→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002635.html
*首相官邸:官房長官記者会見→http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201511/11_p.html
そんなわけで、
スピード感はないものの、
今回、政府・外務省は、
それなりに、よくやったと思います。
ですが、私が気になるのは、
国連の使者さんによる「撤回」の作法です。
官房長官に対して記者が質問してますが、
〈13%という数値を裏付ける公的そして最近のデータはなく〉
という言い方では、
古くて民間のものかもしれないけれど、
データはあるんですよ、
と言い訳しているように聞こえます。
何より、
記者会見で、バーンとぶち上げておいて、
〈13%という概算への言及は誤解を招くものであったとの結論に至った〉
ことについては「書簡」でヨシなの?
私、常々思ってるんですが、
訂正なり、取り消しなりは、
同じ媒体、同じ位置、同じ大きさ、
で、するべきじゃないですか?
分量はともかくとして、
テレビのトップニュースだったんなら、やはりトップで、
新聞の一面大見出しだったんなら、やはりソレで、
でなければ、
受け手が、第一報で抱いた印象は変えられません。
ニュースの最後にちょろっと、とか、
あるいは、新聞の4、5面にベタ記事、とかで、
「お詫びして訂正します」
なんて言われてもねえ、ですよ。
国連特別報告者さんについて言えば、
私も、
〈客観的データに基づく報告書の作成を強く求めていきます〉
と言いたいし、
報告書提出の折には、
再び日本記者クラブで会見し、その席で、
先に自らが引いた13%という数字の出処と、
そのデータが、実際は信用に足るものでないことを、
キチンと説明してもらいたいですね。
あえて「はっきり謝罪しろ」とまでは言いませんから。
色々と問題になっているようなので、
改めて、その記者会見(10/26)を見てみました。
マオド・ド・ブーア=ブキッキオ 国連 児童の性的搾取に関する特別報告者 会見 2015.10.26
何ともはや、
高みから子供を叱るような内容で、
率直に言って不愉快です。
まあ、そういう個人的感想はともかく、
件の「援助交際13%」発言は、5:10位から。
ちなみに動画には、
※訂正:会見中、通訳に誤りがありますので訂正いたします。
07:26~07:34「例えば例としては援助交際があります。これは女子学生の3割は現在”援交”をやっているというふうにも言われているわけで・・・」の「3割」は「13%」の誤りです。訂正いたします。
という説明が付いてます。
にしても、
その場で「thirteen%→3割」の誤訳に気づいた人がいなかった、
質疑応答でも、この数字の出処を問いただす記者はいなかった、
というのが、正直「あらら」です。
そのせいなのか、
彼女の発言に対する批判が噴出するのも、
少し、日が経ってからでした。
(↓)産経新聞11/3大阪6版です。
さらに日が経ってからですが、
(↓)産経新聞11/11大阪6版。
*外務省:報道発表→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002626.html
で、やおら、
(↓)産経新聞11/14大阪6版。
*外務省:報道発表→http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002635.html
*首相官邸:官房長官記者会見→http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201511/11_p.html
そんなわけで、
スピード感はないものの、
今回、政府・外務省は、
それなりに、よくやったと思います。
ですが、私が気になるのは、
国連の使者さんによる「撤回」の作法です。
官房長官に対して記者が質問してますが、
〈13%という数値を裏付ける公的そして最近のデータはなく〉
という言い方では、
古くて民間のものかもしれないけれど、
データはあるんですよ、
と言い訳しているように聞こえます。
何より、
記者会見で、バーンとぶち上げておいて、
〈13%という概算への言及は誤解を招くものであったとの結論に至った〉
ことについては「書簡」でヨシなの?
私、常々思ってるんですが、
訂正なり、取り消しなりは、
同じ媒体、同じ位置、同じ大きさ、
で、するべきじゃないですか?
分量はともかくとして、
テレビのトップニュースだったんなら、やはりトップで、
新聞の一面大見出しだったんなら、やはりソレで、
でなければ、
受け手が、第一報で抱いた印象は変えられません。
ニュースの最後にちょろっと、とか、
あるいは、新聞の4、5面にベタ記事、とかで、
「お詫びして訂正します」
なんて言われてもねえ、ですよ。
国連特別報告者さんについて言えば、
私も、
〈客観的データに基づく報告書の作成を強く求めていきます〉
と言いたいし、
報告書提出の折には、
再び日本記者クラブで会見し、その席で、
先に自らが引いた13%という数字の出処と、
そのデータが、実際は信用に足るものでないことを、
キチンと説明してもらいたいですね。
あえて「はっきり謝罪しろ」とまでは言いませんから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます