猫と雪あかり

日々のできごと・思うことを綴ります♪

『警官の血』 丁寧に表現♪

2009-03-04 | 警官の血

『ぼくが好きなのは、小さいしぐさとか、すごいちっちゃな目の動きとか、そういうところに生まれる感情みたいなものなので、舞台に立つ自分は想像できません』
(nonno 1994.10.5)

吉岡秀隆さんが演じる民雄を見て、このインタビューを思い出していました。
いつもそうですけれど、今回の民雄も目の表情や目の動きで、気持ちがとても伝わってきます。
コメントで「時代の渦に翻弄される警官の心情を丁寧に表現できるよう頑張ります」とおっしゃっていましたが、ほんとに丁寧。
無駄な動きを感じないので、とても自然で美しいですね。
吉岡さんの演技は、目盛りがとても細かいような気がします。

写真は、ぶあいそ別邸、吉岡さんの後に少しうつっていた戸です。
隙間風が入らないように、テープで目張りしていますね
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『警官の血』 目・・・。

2009-03-03 | 警官の血

3月3日、ひな祭りですね。

民雄は、早瀬のところから駐在所に帰ってきますが、人質の「4歳の少女」に反応してしまいます。
この時も、順子に「民雄さん」と呼ばれてみる時も、目の表情がどきっとするほど怖いです。
貫地谷さんも、「その目がほんとうに怖かったですね」とおっしゃっていた目ですね。

民雄は立てこもりの現場に行きます。
この殉職シーン、壮絶ですね。
撃たれても、赤柴にすがっていく民雄。
原作よりも、民雄の言葉にできないような衝動とか怒り、執念を感じました。
血だらけの手でホイッスルをくわえる表情は、恐ろしいような迫力があります。

死ぬのは怖くない(この時の「俺もだ」の吉岡さんは凄みがありましたね)と思っていても、たとえ銃で撃たれ命を落とすことになっても罰として甘んじて受け入れると思っていたとしても、自ら死のうと思って赤柴のところに行ったわけじゃないと思いたいです

ホイッスルを吹く時の、民雄の顔を照らす光が印象的でした。
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『ラストソング』♪

2009-03-02 | ドラマ・映画

昨日のテレビ東京「みゅーじん」は甲斐バンドの最後の全国ツアーを追ったものでした。
吉岡秀隆さんのCD『裏』の発売元jomonの長岡和弘さんのうつったレコードジャケットも少し映りました。
長岡さんは、甲斐バンドのベーシストでしたね。
映画『ラストソング』の音楽ディレクターでもあります♪

先日の日本アカデミー賞を見て、映画『ラストソング』を思い出していました。
第18回日本アカデミー賞授賞式でも、本木雅弘さんと吉岡さんは同じ会場にいらしたんですね。
本木さんは、優秀主演男優賞、吉岡さんは優秀助演男優賞と話題賞俳優部門でした。
今回は第32回、14年前なんですね~

一日早いですが、桜もちです
北海道では、こちらの道明寺粉を使った桜もちが一般的です。
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『警官の血』 最後の一日。

2009-03-01 | 警官の血

今日から3月、少しずつ春らしくなってきました。
2月は『警官の血』であっというまに過ぎてしまった気がします

家族写真の撮影の後、時代は1993年(平成5年)になります。
民雄は、柔道黒帯なんですね♪
まちの駐在さんとして地域に受け入れられ、穏やかな笑顔を浮かべる民雄、平穏で幸せな生活がうかがえます。

永田写真館で五重塔の映像を見て、民雄は下駄履きのまま早瀬のところに行きます。
どうしてかわからないけれど、この早瀬とのシーンが、民雄編のなかで一番つらく感じる場面です。
早瀬は、どう言ったら民雄に効果的にダメージをあたえられるかよくわかっていて、保身のために、民雄に、冷たい悪意に満ちた言葉を投げつけます。
あの新聞記事を読み、「お前の子だ」と言われた民雄。
表情がどんどん変わっていきます

ドラマでは、新聞が部分的ですが読めるので、原作より具体的に伝わってきます。
(「子供の父親が見つからず、この先どうしたらよいかわからない。二人で生きていく自信がない」というメモが見つかった。~四歳の長女 民子ちゃん。・・・など)
視聴者が新聞を読むことまで想定しているかどうかわかりませんが・・・。

図書館へ行く途中の公園は、こんなに雪どけがすすんでしました。
今年は春が早そうです。

ロケは、習志野市内の共同住宅でもあったようですね。
ちばフィルムツーリズム

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