8月23日は地蔵盆。 胸上地区の地蔵様を見に行った。この地区は、年一回子供たちの手によって、三原色を使って塗り替えている。
西の地蔵様
化粧地蔵の風習は、北前船が大きく関与しているようだ。江戸時代、岡山藩指定の「加子浦」として栄えた胸上港(山田港)からは、塩をはじめ織物や醤油などの産物を運ぶ北前船が上方へ向かった。
中の地蔵様
北前船は江戸時代から明治にかけて日本海運で活躍した、主に買積みの北国回船(商品を預かって運送するのではなく、航行する船自体が商品を買い、それを売買することで利益を上げる。)
大東土辺の奥地蔵様
水夫(「か」は舵、「こ」は人の意)舵を操る人。古くは広く船乗り全般をさしたが、江戸時代には下級船員のこと。
大東の地蔵様
千石船 積載重量約150トンであった。
豊後家の古地蔵
どの地蔵様を見ても昨年のまま・・?今年も同じ化粧をしたのかな?ご近所の方に伺ったところ「今年はコロナの関係で中止」
新型コロナウイルスは、こんな行事にも影響を及ぼしている。何時になったら収束するのかな~。
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