ー我孫子手編み教室アム・アモ便りー
利根川から見える富士山の夕焼けです。寒くなると利根川越しに富士山が良く見えるようになります。富士山は眺めるだけでうれしくなる不思議なお山です。
―手編み作品・毛糸のこと・編み方等々ー
中心から編んで行くラメ糸のベスト。かぎ針編みです。こういう糸で編むと季節を問わず着られます。気候も以前より暖かいので、手編みイコール防寒ウエアというより、おしゃれ着という感じが強まってきました。
秋からお教室で大人気のダイヤ毛糸アデルのベストです。編み方がパズルみたいで面白いと言われる方が多く、色味も着てみるとどなたにも似合うので、編む方が増えてきました。
スキー毛糸ファンタジアアトラという糸を使っています。少し細目の糸で編みやすく、着やすいので評判の良い糸です。
パピーの定番糸ミュルティコを使用しています。8~10号位の針を使用なので少し太めですが、発色きれいで毎年見本帳で色味を見るのが楽しみな糸です。
-かぎ針編みのネックレスー
玉編みと鎖編だけで作ったかぎ針の毛糸のネックレス。左の作品は最初に糸にビーズを通しておき、玉編みを編む時に一緒に編み込んでいます。少量の糸で簡単にできて軽くつけごごちもいいので、おすすめのネックレスです。
ー手編みは面白い!ー
手編みの良さは色々あります。編む楽しさ、着る楽しさ、実用性、自己表現等々。その中でも編む楽しさは格別です。普通の編み方とは違う編み方が沢山あり、マニア心をくすぐります。
緑とオレンジで囲んだところが1枚のモチーフです。まず緑のモチーフを連続で編み、次にオレンジのモチーフを連続で編んで行きます。次はどう編むのかなと目を離せないベスト。頭の訓練になって面白いとの声続出です。
後ろ身頃の下から矢印のように三角状に編んでいきます。後ろ身頃から始め前身頃へ続けて編み、Vネックのきれいな形に出来上ります。とても着やすくて編み方も面白いので、時々編みたくなり何枚か編みました。
バスケット編みという編み方のストールです。一つ一つブロックを完成させながら、表、裏で編みます。少し難しい編み方ですが、一度マスターすると何枚も編みたくなる模様です。
-恒例の干柿作りー
一度作った干柿作りの楽しさ、美味しさが忘れられなくてよく干柿を作ります。今年も作ってみました。
渋柿作りは寒くならないとうまくできるか心配です。今年は、近くのお店で売っている時期と寒さの訪れが上手く合わず、ネットで取り寄せました。いつも柿の種類にはこだわりません。今年は愛知県からお取り寄せをしました。とても立派な渋柿で30キロ、43個ありました。
渋柿を洗い、手に渋が付かないように使い捨ての手袋をして皮をむきます。はじめは普通の包丁でむきましたが、途中から手が痛くなったので、小さい包丁と皮むき器を使いました。柿の皮は硬いのですが、皮むき器でもよくむけて時短になりました。柿の上のヘタの周りと下のとがったところは少し皮を残すのがポイントです。
皮をむいた柿を麻ひもで結びます。干柿用なのでヘタの枝はT字に残っています。麻ひも(買ったけれど手編みで使えなかった麻ひもが役に立ちました)で隣同士くっつかないように一つ一つ間をあけてくくります。くくれたら煮立っているお湯に10秒つけます。これでカビが生えなくなります。(と信じて)
柿はいつも衣服ハンガーに掛けてベランダで干しています。雨の日は取り込みますが、原則ベランダでずっと干します。しばらく干して柿の周りが柔らかくなったら、2回程1個づつもんであげます。これで早く均等に干されるようです。
皮をむくのは少し大変ですが、干柿作りは意外と簡単です。長く干してからからにするのもよし、早めにあんぽ柿風で食べてもよしです。何より柿を干している風景をみているとほっこり。嬉しい冬の訪れです。
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