不妊治療費助成、骨粗しょう症予防検診、補聴器購入助成、成人眼科検診…
「子ども重視」「ボトルネックは健康」というなら、「野菜野菜…」と叫ぶよりやるべきことがあるのでは?
自民・公明が与党の足立区政は、口では「子ども重視」といい、ボトルネック(足立区発展の障害)の一つとして「健康」をあげていますが、不妊治療助成など他区でやっている少子化対策支援も拒否し、健康対策として「ベジタブライフ」という造語で「野菜野菜」と叫んでいます。野菜の摂取は大切なことですが、その背景の経済的要因には目を向けず、他区で実施している健康応援策も実施していません。
不妊治療助成
保険のきかない不妊治療の経済的負担は大きく、その軽減のために東京都は一部補助を行っています。それでも経済的な負担が大きい中、各区は上乗せの補助を行っています。
足立では「国が責任をもってやるべきことだから、区が補助をする考えはない」と拒否しています。
しかし、他区では実施しています。子どもを望み不妊で悩む夫婦の応援を拒否して、どうして「子ども重視」といえるのでしょうか。区の姿勢が問われます。
実施自治体
葛飾区・練馬区・杉並区・世田谷区・品川区・台東区・文京区・港区・中央区・千代田区
骨粗しょう症予防検診
寝たきりになる恐れのある大腿(だいたい)骨頸部骨折が増え続けています。骨粗しょう症は、メタボより怖いロコモシンドローム(筋肉や骨などの衰えで歩行などに支障を生じ要介護リスクが高まる)の最大要因です。骨折したら手術・入院費が140万~180万円かかり、介護費が年間242万円かかるという計算があります(自己負担はその1~3割)。
しかし骨密度を測定し、若いころからの予防や適切な治療で骨折を防ぐことは可能です。多くの区では、女性に5年ごとの検診を受けることを補助し、数千円の検査が数百円で受けられますが、足立区は拒否し続けています
実施自治体
墨田区・江東区・江戸川区・葛飾区・豊島区・板橋区・北区・文京区・江戸川区・港区
補聴器の購入補助
年を重ね、聴こえないことによるコミュニケーション不足は本人にとってつらいだけでなく、外出の機会も減ります。聴覚障害と認定されれば補聴器補助が出ますが、そのハードルは高く、白内障のように保険適用が求められています。
調べてみると、23区では7区で障害認定のない難聴者に「補聴器購入助成」を実施していることがわかりました。足立でも補助をの声があがっています。
実施自治体
千代田区・中央区・江戸川区・葛飾区・江東区・新宿区・大田区
成人眼科検診
「目の成人病」といわれる緑内障や糖尿病性網膜症は二大失明原因であり、自覚症状がないまま進行します。
中途失明の多くは、目の病気を非常に安易に考えていたことから起こっているといえます。目の成人病による中途失明予防は、早期発見が鉄則なのです。
この早期発見・早期治療、予防のために、成人眼科健診を行っている区が増えていますが、足立区では実施していません。
実施自治体
杉並区・目黒区・大田区・台東区・葛飾区・板橋区・北区・江東区・練馬区・中野区
お金はあります
ためこんだ基金 底をつくどころか
23区トップクラスの1029億円
他の区で当たり前にやっている施策を拒否する自民・公明区政。でも足立区にお金がないわけではありません。
ため込んだ基金は23区トップクラスです。ため込み金について「大幅に取り崩す。数年で底をつく」などと言っていましたが、25年度決算でも23区トップクラスの1029億円に積み増すことが明らかになりました。お金の使い方が問われており、実現めざしがんばります。
「子ども重視」「ボトルネックは健康」というなら、「野菜野菜…」と叫ぶよりやるべきことがあるのでは?
自民・公明が与党の足立区政は、口では「子ども重視」といい、ボトルネック(足立区発展の障害)の一つとして「健康」をあげていますが、不妊治療助成など他区でやっている少子化対策支援も拒否し、健康対策として「ベジタブライフ」という造語で「野菜野菜」と叫んでいます。野菜の摂取は大切なことですが、その背景の経済的要因には目を向けず、他区で実施している健康応援策も実施していません。
不妊治療助成
保険のきかない不妊治療の経済的負担は大きく、その軽減のために東京都は一部補助を行っています。それでも経済的な負担が大きい中、各区は上乗せの補助を行っています。
足立では「国が責任をもってやるべきことだから、区が補助をする考えはない」と拒否しています。
しかし、他区では実施しています。子どもを望み不妊で悩む夫婦の応援を拒否して、どうして「子ども重視」といえるのでしょうか。区の姿勢が問われます。
実施自治体
葛飾区・練馬区・杉並区・世田谷区・品川区・台東区・文京区・港区・中央区・千代田区
骨粗しょう症予防検診
寝たきりになる恐れのある大腿(だいたい)骨頸部骨折が増え続けています。骨粗しょう症は、メタボより怖いロコモシンドローム(筋肉や骨などの衰えで歩行などに支障を生じ要介護リスクが高まる)の最大要因です。骨折したら手術・入院費が140万~180万円かかり、介護費が年間242万円かかるという計算があります(自己負担はその1~3割)。
しかし骨密度を測定し、若いころからの予防や適切な治療で骨折を防ぐことは可能です。多くの区では、女性に5年ごとの検診を受けることを補助し、数千円の検査が数百円で受けられますが、足立区は拒否し続けています
実施自治体
墨田区・江東区・江戸川区・葛飾区・豊島区・板橋区・北区・文京区・江戸川区・港区
補聴器の購入補助
年を重ね、聴こえないことによるコミュニケーション不足は本人にとってつらいだけでなく、外出の機会も減ります。聴覚障害と認定されれば補聴器補助が出ますが、そのハードルは高く、白内障のように保険適用が求められています。
調べてみると、23区では7区で障害認定のない難聴者に「補聴器購入助成」を実施していることがわかりました。足立でも補助をの声があがっています。
実施自治体
千代田区・中央区・江戸川区・葛飾区・江東区・新宿区・大田区
成人眼科検診
「目の成人病」といわれる緑内障や糖尿病性網膜症は二大失明原因であり、自覚症状がないまま進行します。
中途失明の多くは、目の病気を非常に安易に考えていたことから起こっているといえます。目の成人病による中途失明予防は、早期発見が鉄則なのです。
この早期発見・早期治療、予防のために、成人眼科健診を行っている区が増えていますが、足立区では実施していません。
実施自治体
杉並区・目黒区・大田区・台東区・葛飾区・板橋区・北区・江東区・練馬区・中野区
お金はあります
ためこんだ基金 底をつくどころか
23区トップクラスの1029億円
他の区で当たり前にやっている施策を拒否する自民・公明区政。でも足立区にお金がないわけではありません。
ため込んだ基金は23区トップクラスです。ため込み金について「大幅に取り崩す。数年で底をつく」などと言っていましたが、25年度決算でも23区トップクラスの1029億円に積み増すことが明らかになりました。お金の使い方が問われており、実現めざしがんばります。