今日は、西新井・足立・千住消防団の合同点検。
来賓として参加しました。
今年の特徴は、「消防活動」の訓練について、中学生消火隊や町会消火隊、市民消火ボランティアなども協働して参加していたことでした。
市民消火ボランティアによる消火活動
設定は足立区の木造密集地域における震災と火災、被害への初期対応と、消火・救助・救急活動です
中学生消火隊が中心になり、スタンドパイプ(消火栓から直接水を使える、簡易なポンプ)を活用した消火活動
このスタンドパイプは、火災時の消防水利となるだけでなく、「水」の供給にも活用できるもので、今、各町会自治会に配備・設置が始まっています。来年度までに全体にいきわたるとのことでした。
重機を活用したがれき撤去。消防団員の特技を生かしているそうです。「特殊技能消防団員」と位置付けて対応。
がれきにうもれた被災者の救出活動。
消防団レスキューと称して、消防署員のレスキューから訓練を受けているとのことでした。
最後は、延焼の大規模火災に対し、避難路確保のための放水。
東日本大震災の時も、人の命を救うために最前線に立っていたのが、消防団員の方々でした。
今回調べて驚いたのは、その役割等に違いがあるのかもしれませんが、23区の団員の待遇が、市部と比べて悪いということでした。命をはった活動にふさわしい待遇をと、私たちは求め、意見書案も提案しています。
今回、区内の災害発生状況(9月10日現在)も明らかになりました。
西新井署管内は、火災の延焼面積がいつも多かったのですが、今回666㎡減って、延焼面積は287㎡。火災件数は65件ということでした。