今日は代表質問に立ちました。
沢山の方に傍聴に来ていただき、本当にありがとうございました。
私は、今日のトップバッターだったのですが、これに先立ち、区側から一昨日の戸籍外部委託問題の答弁に訂正・陳謝がありました。
各党が戸籍の外部委託問題を質問する中、その答弁の中で、「東京法務局からの指摘事項は解決した」旨の答弁。
これは、事実と全く違います。
4点の指摘事項のうち、4番目は、労働関係法令の疑義(偽装請負問題)であり、これを解決して初めて「解決」となるわけですが、それを開き直りなのかわかっていないのか、意図的なのか、知りませんが「解決した」といったのです。
この答弁の瞬間、私は「事実と違う!解決していない!」と声を思わずあげ、その声は議場に響き渡りました。
そして「未解決部分がある」旨の訂正答弁となったわけです。
この戸籍の外部委託問題では、何回本会議や委員会でこういったことを繰り返してきたことか…
最初の予算委員会(3月)答弁では、
私が「東京法務局が立ち入り調査に入っている」と明らかにしたところ、区は「先進事例なので法務局が見学に来た」と答弁。これを次の区民委員会で謝罪・訂正したところから始まって
ほぼ毎回の委員会で、同様の前回の答弁は…というようなことを繰り返してきているのです。
私は代表質問の再質問でいいました。
「結局、区長が当初言っていた、サービスの向上も待ち時間の短縮も、経費の削減も口先だけ、逆の事態」「真に反省がないから、戸籍問題も未解決なのに、新たな外部委託に突き進もうとしている」
区民の人権・プライバシーと税金を何だと思っているのか…
区役所が区役所でなくなる事態を何だと思っているのか…
それにしても、最初は共産党しか言っていなかったこの問題。でも当初から、かつてないほど多くの関係者から「頑張ってほしい。足立区のやろうとしていることはおかしい」と激励をいただいていました。
当初は「実績だ」と宣伝していた会派もありましたが、事実が浮き彫りになるにつれ各党の発言も変化していったのを肌で感じていました。
今議会では、全部の党が代表質問で問題視。
区議会においては唯一の野党としての存在・役割も実感しています。
引き続き追及していきます。