今日は仕事が非番で、朝からまったりと過ごすつもりでいたら、会社から仕事がらみの電話がかかってきた。会社に顔を出す前に、門司港レトロの一角にある喫茶店に出かけた。この店で某画家の風景淡彩画の個展があることを朝刊で知って、近県のどんな所を絵にしているか興味があった。場所の見当はついていたつもりだったが、バイクで走り回るが見つからない。門司港地ビール工房の前にいた酒屋さんに聞いてわかったが、自動車道に面していないうえに、想像してたより小さな店だった。ドールハウスを等身大にしたような建物のドアを開けると、五つのテーブルがあり、奥から女性一人のテーブルと女性二人のテーブルが塞がっていた。中央に立っていた男性と目があったので、「ホットお願いします。」と言って、壁に架かった絵の鑑賞を始めると、男性が私の傍に来て、絵の解説を始めた。てっきり喫茶店のマスターだと思った男性は個展の張本人だった。厨房から若いママさんが慌てて出てきて、「今日は先生がお見えになってるんです。」と紹介した。
私の質問に先生が丁寧に答えてくれるので恐縮した。淡彩画はB4の鉛筆や0.5ミリの油性ペンで下絵を描き、透明水彩絵の具で着彩するとのことだが、さらっと書き上げたように見えて、構図はしっかりしており、発色もいい。学生時代から絵が好きだったが、本格的に始めたのは定年退職してからだという。壁に掛けた絵以外にスケッチ画のファイルが3冊用意されており、そちらもじっくり鑑賞した。風景画は国内だけでなく、欧米で描いたものもあった。私もいつか絵画三昧の生活が出来るかもしれないと希望を持った。
この店で絵画展が頻繁に開かれていることは新聞で知っていたが、今までの催しを記録したアルバムをママさんが見せてくれた。ミニコンサート、童画作家、油彩画家、…、小さいながら門司から芸術を発信しているこの喫茶店のファンになった。
私の質問に先生が丁寧に答えてくれるので恐縮した。淡彩画はB4の鉛筆や0.5ミリの油性ペンで下絵を描き、透明水彩絵の具で着彩するとのことだが、さらっと書き上げたように見えて、構図はしっかりしており、発色もいい。学生時代から絵が好きだったが、本格的に始めたのは定年退職してからだという。壁に掛けた絵以外にスケッチ画のファイルが3冊用意されており、そちらもじっくり鑑賞した。風景画は国内だけでなく、欧米で描いたものもあった。私もいつか絵画三昧の生活が出来るかもしれないと希望を持った。
この店で絵画展が頻繁に開かれていることは新聞で知っていたが、今までの催しを記録したアルバムをママさんが見せてくれた。ミニコンサート、童画作家、油彩画家、…、小さいながら門司から芸術を発信しているこの喫茶店のファンになった。