明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

バストアップ手術の抜糸

2017-05-28 12:50:40 | 再建への道2017
月曜日に、主治医のところへ行って参りました。
その日は、ドレーンをススっと抜いてくれました。それでおしまい。手術した時に貼ったテープかぶれのことを言ったら、軟膏を処方されました。
院外薬局でもらったら、以前かかりつけ医からやけどに効くと処方されたリンデロン。ステロイドなので気を付けてねと言われた代物。
保険処方で支払いあり。主治医には「軟膏がいらなかったらタダにできるんだけどねー」と言われたけど、まぁ必要だったので。

で、その週の金曜にまたまた病院へ。
多分するんだろうなぁ・・・、と思っていた抜糸をされました。
はさみでぷつんぷつん切っている途中、「ごめん、もう無理なんで反対側に寝なおしてくれる?」
あれまぁ、主治医は40代なのにぎっくり腰をやりかけたそう。
で、先生側に胸がないと手を伸ばさねばならず、それはもう限界、と。(笑)気を付けてねー。

内側に溶ける糸で縫ってありますが、外側は黒い糸で止めてあって、それがどうもちくちくしておりました。
切ってもらってスッキリですが、T字に縫ってある交差点部分から出血があり、「取りあえずガーゼで汚れないように止めておくねー」と貼られました。
帰ったらはずしていい、と言われたんですが、あらら、わずかに出血したままです。
もちろん、慌てません。
傷口なんだから、ちょっとぐらい平気です。
お風呂に普通に入ってから傷薬(ゲンタシン)をちょちょっと塗って絆創膏を貼っておしまい。
これでしばらく様子を見るつもり。大出血ならさすがに電話しますが、普通の切り傷からまだちょっと血が出てるみたいな感じなので。

しかし、切ったので、ぼこぼこです。
まだうっ血してる部分もあります。


やだわぁ、これ、何とかなるのかしらん。
手術痕で検索すると、この間、かかりつけ医から処方された(「先生ー、手術の後って治らないのー?」「いい薬があるよー」でもらってきた)ヒルドイドがいいように書かれてあるのでそれを塗ってます。早ければ早いほどいいらしい。
お顔に塗ると、数万円の美容液より効果があるらしい。
ただ、お顔に塗りすぎると、本来の治癒力低下で、本来持っている保湿力がなくなり皮膚が薄くなるとか。
血行促進がすごいらしく、傷口には塗れないので、血が出ている部分は避けてます。



で、診察時の話に戻るんだけれど、とっても患者同士の交流をさせたそうな先生に、病院に行く前にやっつけ仕事的にチラシを作って持っていきました。
私も、10年前にここで手術した時、同病で話を分かち合える人と巡り合えなくて(病室で友人を作ろうと思っていたので)焦ったもんなぁ。
そういう意味で、お役に少しでも立てることができれば、とは思っていたの。
患者会にまで発展させられるかどうかは別として、診察時に出会ったら「こんにちはー」ぐらい言えるようなフレンドリーな仲間になれたらいいなぁ。

正直、同病でわかってもらえる「あるある」話なんかをできたら嬉しいよねぇ。先生への不満とか、攻略方法とか、相談出来たらいいよねぇ。

で、またまた話が変わりますが、どう見ても大きさはエキスパンダー側が小さいんですが、一か月は置いて落ち着いてからの診断になるらしく
「じゃ、先生、一か月後に診察」と言ったら
「えっ、一か月後にまた来てくれるの?」
いや、来るでしょうよ。来なくちゃいけないでしょうよ。

やっぱり、大きさ違うの、わかるかなぁ。
一か月後の予約を入れてもらいました。
今回の抜糸は、「自費手術の抜糸なんで、ダダにしてあげて」と先生が看護師さんに言ってくれました。
タダより怖いものはないけどねー。(笑)

「左胸の強打だけはしないでね」
バイトさんたちとぶつかったりしたらヤバいかも。(笑)左胸にプロテクターでも入れておこうかと思う今日この頃です。

バストアップ顛末記

2017-05-21 10:47:01 | 再建への道2017
金曜日に、バストアップの手術をする予定だったのだけど、なんと、その三日前の深夜、のどの痛みで起きた。
(あっ、やばーっ。これって風邪の兆候じゃん)

翌日にはすっかり痛くなって、かかりつけ医のとこに飛び込んだ。
「先生ーっ。明後日、局部麻酔の手術するのっ」
「のど、真っ赤じゃん。じゃ、取りあえず、漢方とトローチ出しとくか」

御察しのとおり、マシにはなるけどダメだ。
治んない。
意を決して、主治医に電話。
「先生は院外治療に出ていて、お昼には戻ります」
だーっ。

再トライで昼過ぎに電話。
担当部署の看護士さんに事情を説明して
(熱は計ったら36.2だったけど、咳が出てきて、風邪の初期症状)を言ったら
「じゃ、あとからお電話しますね」
待ちました。
鳴った電話に飛びついたら
「ご心配なら先生が直接お話しするって仰ってますが」
ご心配です。
超ご心配です。

出てきた先生は「ちょっとぐらい熱があっても大丈夫だよー」
渋る私に
「でもさ、せっかくお仕事のメンバーを組んで来るんでしょ。じゃさ、明日会った時に様子を見てみたら?」

その言葉を信じて翌日、約束通りに8時40分に行きました。
行った途端に処置室で腕に名札をつけられ、二階の手術室の階に連れていかれ、手術着に着替えさせられて、
担当看護師さんたちの自己紹介が始まり、手術着を着こんでいる主治医と遭遇。

えっ、手術する気満々じゃん。
話し合うって言うのは、どこにいったのよぉ。
「はいっ、ここに寝てね」
「先生、私、めちゃくちゃ咳するかも」
「いいよーっ。どんどん咳して」
動いてもいいのかっ?

用意をされ、「ちくっとするけど、麻酔するからねー」
結局、予定通りの手術に。
局部麻酔なので、「おしゃべりしながら出来るよー」
そうですね。じゃ、おしゃべりでもしてましょうか。
先生から、病院の患者会を発足させようという提案までありましたよ。
私は、以前から相方にも店をサロンにしてもいいよと言われていたので、そんな感じでまずはゆっくり始めてみるのもいいかなぁと思ったり。

で、一時間強で手術は終わったんですが、終わってビックリ。
なんと、胸に小さなドレーンがついてる。
縫わないって聞いてたのに、チョキチョキ音がするから「何してるの?」と聞いたら「縫ってる」と言われちゃうし。




昨日撮った写真なので、かなり痛々しい写真になってますが、白いとこ、ドレーンです。3センチほど突き出てます。
で、そこから体液が出てきます。
先生曰く「ガーゼでもいいんだけど、ナプキンを当てとくといいらしいよ」
処置はめっちゃ分厚くガーゼを当てられました。

しかーし、ドレーンがつくんなら事前に行っておいてほしかったよなぁ。後から見たら二か所もドレーンがニョキっと出てたよ。

先生が最初に言ったところが黒のとこ。実際のものは私が書いたピンクのとこ。
こんな風に縫われてます。

すぐ立ち上がることもできたし、そんなに痛いこともないんだけど(抗生物質を処方され、ロキソニンも勝手に飲んでます)
「えーと、今度はいつ来るんだっけ?」
「来週の金耀ね」
「・・・うーーーん。来週の月曜に来れる?」
「えっ、月曜は乳腺外来ないよ?」
「ボクはいるから、大丈夫、三時に来れる?」
ちょっとバイトさんたちを思い出して「大丈夫だと思う。でも、前みたいに予約入ってないとか、嫌だよ?」
「はいっ、ちゃんと予約入れました。じゃ、月曜見せに来てね。お風呂は・・・今日はやめとこっか」
手術前に相方が、先生が何と言っても入っちゃだめだと言ってたので、まぁ入る気はないんだけど。
「後はー、まぁ入っても・・・いいかなぁ・・・」
えっ、ドレーン入ってるじゃん。
「わかった、わかった、じゃ、月曜までシャワーだけにしとく」
他の注意点は、取りあえず、術側の胸を強打しないでね、うつぶせにならないでね、でした。

当分は接骨院にも行けそうにありません。
意識して寝ると、つい、アマノジャクなので、うづふせになりたい欲望に駆られます。(笑)
乳がんになってから、姪っ子にやった生理用品を買う日が来るとは。
でも、おりものシートで試してみたら、やはりだだ漏れなので、仕方なく夜用のぷっといのを購入。
現在、ブラの間に挟み込んで血の混じった体液を吸わせてます。

明日にはまた病院です。



アンダーはある程度、上に上がった気がします。
入れ替え時にまた修正するようですが、日にち薬でマシになってくから、とも。
自分で撮ったので、向かって右がエキスパンダー、左が健側です。

今回、16万ほど自由診療で払ったわけですが、「まぁ、それは入れ替え時に脂肪を入れること込って考えてね」と言われたので、よっしゃとちょっぴり思いました。




いろいろと他の方のブログを参考に調べてます。

2017-04-23 15:52:53 | 再建への道2017
五月までにはかなりの時間があるので、バストアップの方法を再度調べてたりします。
皮膚をカットするので、やはり傷口が残るらしい。
まじかっ。

でもね、やっぱり加齢による垂れ具合は、いなめない。
パンと張った新しくできる予定のインプラントの胸の高さとあまりに違い過ぎるのは自分的には不本意。


傷が残るとして、それをいかに目立たせないようできるかを、今度主治医に出会ったら相談しようと思ってます。
で、再建側の傷もすごいでしょ。これは、治すためのテープがあるらしいので、再建後に試してみようと思ってます。


というか、何より気になっているのが再建側のリンパかくせいした後のへこみです。

この写真でわかるかなー。
べこんと大きな穴があいてるんですよ。
で、そこに出来たら脂肪を入れてほしい。
主治医に、お試しで再建時にちょちょちょっと入れてくれないかなー。
なんて、考えてます。

350CC入ったエキスパンダーは、金属部分は固いですが、胸の下側は少し落ち着いてきて
押さえたら、へこむ余裕が出てきました。柔らかい、とは程遠いのですが、パンパンからほわほわに変わってきています。
寝相が多分あまりよろしくなくて、動いてる際にエキスパンダー側が抑えられた状態になったりしているのがいいのかなと思ったりしています。
再建された方のブログを読むと、再建後にインプラント側をマッサージしないといけないとあって、邪魔くさーいと思っている私は、何とかそれを回避するインプラントを選べないものかと、それも主治医においおい相談する予定です。

はたして、バストアップしてまだ水を足すかどうかが未知なのですが、最後に入れてから半年後にしか入れ替えは出来ないので
早めに処理したいと思ってます。




 

先生とメールで問答。

2017-04-09 17:41:27 | 再建への道2017
次回に行くのが、5月なので、さてさてどうしたもんだかなぁとずっと術式を伝える方法を考えていたんですが、
あっ、メールがあるじゃん。(てへっ)

先生に連絡。
「術式は、インプラントに決めました。5月19日の金曜日にバストアップ手術するのは可能ですか。」
「大丈夫です。自己負担になってしまって申し訳ない・・・」

よっしゃ、これで準備も整う。
9時前に行って、9時15分手術スタート。約1時間。局部麻酔。

会計が済むまでで2時間半見てください、と書かれてあるので、お昼前には帰ってこられて働ける。よしっ。

まぁ、その1週間前に診察が入っているので(おもにお薬をもらうため)
その時に聞きたいことは聞いてこようと思ってます。

2週間ほど、ブログをサボったけれど、バタバタしていただけで元気です。
本当は、現在の胸の状態を撮って貼り付けようと思っていたんだけど、それはまた来週ってことで。

相変わらずパンパンですが、うつぶせになったりするのにも慣れました。
ちょっぴり腕辺りに違和感もありますが慣れました。
それから、体重が2キロも増えてビビってます。
350CCは増えて当然だけど、他のどの部分で太ったんだか・・・。
おかげで、足のサイズが20.5から21.5に。
やっぱお腹周りかなー。 

とうとう350cc。

2017-03-19 20:30:35 | 再建への道2017
先週の月曜日に行ってきました。
ちゃんと予約も入っていたので、わりと早く呼ばれて、「調子はどうですか」「大丈夫ですー」で、
即50ccプラスになりました。

さて、それからです。
「先生、もう50、二週間後?」と聞くと、
「それはねぇ、入れりゃあいいってもんでもないよ」えっ、おしまいなの?

「まずは、どういう術式をするかだよ」
まぁ、そうなんだけどね。
「今、こういう風に入っているのって、シリコンが入ってる感じと一緒ってことだよね?」
うんうん、そうそう、とうなづく先生。
先生が脅していた(?)、もしかしたら皮膚が透けてシリコンがわかってしまうかも、という心配は何とか免れそうです。
わりと自分の肌がそのままの感じです。

「まず、シリコンにするのか、自己組織にするのか。でも、実際問題、かかる日にちを考えると自己組織は現実的ではないでしょ」
先生は、私が働くこと前提に、話をする。
まぁ、そうなんだよな。実際、一か月も病院にいたら長期休暇し過ぎな感じ。
シリコンだったら二泊三日で、かなり理想的、ではあるわけだ。
さらに言わせてもらうと、シリコン中心に施術をしてきた先生なので、その方が現実的であるとは思う。
「だから、シリコンにする場合は、健側をバストアップするでしょ」
うん、バランスを見た目重視したいので、片側だけアップしているのは避けたい。そうなったら、バストアップは必須。
「となると、まずは、健側をバストアップして、エキスパンダーとのバランスを見ないといけない」
なるほど、そうくるわけか。

ここで、少し突っ込んで、バイトアップの仕方を先生におさらいしてもらいましょう。
どうやってするの?
「まずは、健側の下の部分の皮膚だけを切り取る。それを縫い縮める。そうしたら、中身は一緒なのでバストは上にあがる」
ふんふん、乳頭の上も少し縫い縮めて、そこもそれをすると上にあげちゃうらしい。
しかも、局部麻酔で一時間の手術、すぐに帰れてお昼には帰れてもう働けるし、その日のお風呂もOKとのこと。
「ただ、申し訳ないけど、保険適用外で15万」まぁ、それはしかたないか。美容整形すると80万ほどかかっちゃうんだもの。
それにくらべれば、ね。

「で、上げてから左右をよく見て、もう少し入れるかどうかを判断する」
うん、そうだね、私ももうインプラントでもいいやと思い始めてるしね。
じゃ、次回、お薬がなくなる5月に予約を入れて、それまでに相方と話し合って、術式の決定をしましょう。
もうほとんど心の中では決まってるけどね。
取りあえず、インプラントにすることにして、5月の終わりにはバストアップしましょう、と思いはじめてます。

明日も診察日。

2017-03-12 13:01:04 | 再建への道2017
二週間、経ちました。
明日はさらに50cc足して、いよいよ先生にとっても私にとっても未知の350ccです。
現在の胸の状況は、相変わらずパンパンです。(笑)入るんかいな、これで。
たまに、だるいかな、とか痛いかな、とか、あったりはするんですけど、あんまり気にしないことにしています。

確定申告があるので、それはようやく作りました。
そんなこんなの忙しさで、結構そういう辛さを忘れちゃっているのかもしれない。

三月に入ってから、週一のマッサージも再開しました。
接骨院の先生が「うつぶせになれますか」と毎回聞いてくれます。
いや、全然大丈夫。うつぶせ、OKです。

でもやはり気になるのは、リンパ郭清した後の、ごぼっと取れてるお肉です。
胸が出来上がった時に、このままじゃ、少しばかり悲しくなるかもです。
では、35万かけて脂肪注入して、はたして満足がいく状態になるかどうかも問題です。
やはり悩みは尽きないわけなのね。

実際、まだ自己再建への道も完全には断念はしていない。
先生からは、逆算して一年後には入れ替えをしたいから、8月ぐらいにはどうするかを考えようと言われてます。

今のところ300cc入っている胸は、全然透けて見えていない(エキスパンダーが)ので、シリコンにするのもありなのかも。
となると、健側の左を吊り上げ手術しないといけないわけで、日帰りとはいえ、すぐ働けるかどうか、それもまた疑問です。
その時の、私の仕事状況がどうなっているかも疑問なのです。バイトさんがいなくなっていて、きゅうきゅうに働いている可能性もないとは言い切れない。

尽きない悩みを抱えながら、ぼちぼちやっていくしかないかと思う今日この頃です。 

さらに50ccプラス。

2017-03-05 12:39:29 | 再建への道2017
先週の月曜日に診察に行ってきました。

実は、その前の週の木曜日に病院から電話があったらしく、「いつ病院に来られますか」との問い合わせがあった、とバイトから言われたのが木曜の夜。
金曜に電話しておこうと思って、忙しくてバタバタしていたら、うっかり忘れた。

その金耀って言うのは入院前に予約していた金曜日だったんだけど、退院前に先生が変更して退院後すぐの月曜日に行って、その日に二週間後の月曜に予約を先生が入れたので、まぁわかるだろうとたかをくくっていた。
そうなのだ、たかをくくっちゃったんだよね。

で、二週間後の月曜に行って、予約機にカードを入れたら「予約なし」になっている。
えーっ!!!!
ちゃんと予約票には日にちが入ってるじゃん。
受付に行ったら、やっぱり予約は取り消されています、とのこと。
なんだって!?

「取りあえず診察室で聞いてください」と言われ、診察室をノックする。
はぁー、またこの場からの予約受付。めっちゃ時間がかかるやん。
でもまぁ、今回は少し少なめなので何とか時間もかからないだろう・・・と待つことにする。

途中で診察室からよく声の通る先生の声を聞きながら待ってたんだけど、
その時に診察されていたおばさまは、肺まで飛んでる話になってて、先生が中途半端に慰めてたわ。
いや、優しいんだけどね。

で、ようやく私の番。顔を見たとたん、
「電話したでしょー、ごめんねー、Kさんといつ会えるのかなぁって思って」
はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?いつ会えるって、キミが決めた月曜だろうがよぉ!と心で叫びながら、にっこり笑って見せた。
「いいよ、いいよ、先生、じゃやろうね」
衣類をたくし上げて、ベットに寝て注射で50cc注入。これで目標の300cc。
「じゃ、先生、これでおしまい?」
相方はまだ小さいとのたまうが、私もそう思うけど、一応の目標は300ccって言われてたし。

「せっかく服を着てもらったけど、もう一度、今度は上半身全部脱いで、300ccの写真、撮らせて?」
はいはい、いいよ。
「胸張ってー」
あいあい、いいよ。

「うーーーん、まだ小さいかぁー、もう100は入れようか」
やっぱ?(笑)
「ねー、先生は平均どれぐらい入れてるの?」の問いに「だいたい250から300」
そっか、次回50cc入れたら、それは未知の世界だね。(笑)
入りそうなら500ぐらい入れそうな感じ。

横のくぼみと胸をカットした線のぼこぼこは、
「このくぼみはもリンパの時にごっそりとってあるからねー。このままになることが多いと思う。この傷はねー・・・・」とうやむやに笑ってごまかされた。
取りあえずは、まだまだこれからなので、おいおい考えていこうとのこと。いざとなったら35万払って、脂肪注入か?

で、また二週間後に50cc注入です。400cc入れてみて、様子を見ようかとのことになりました。

私自身は、背中が張るとか痛みがあるとかというようなことは、あんまり気にならないんですが(殆ど働いている時間が多いので気にしてるヒマがないとも言う)
昨日はうつぶせに寝てみました。
寝にくいけど、寝れないこともない。角度を上手くすると、案外いろんな体制を取れる。

ただ、パンパンです。右胸だけ、お椀型のボールを入れたようにパンパンです。
そうして、いろいろ触れてみると、あ、これが金属かな、パコパコしてる、と思える部分があります。

まぁ、もうしばらくは注入のために二週間ごとの病院通いです。


ワコールリマンマ京都とエキスパンダー挿入編最終。

2017-02-26 21:41:58 | 再建への道2017


ワコールリマンマからお知らせの封書が来ました。
なんと、やっぱり京都八条口側のワコールにリマンマルームができたようです。
かなり便利ですよね。イオンモールのすぐそばです。
それから、私も今まで使っていたアモエナパッド(ドイツ製の偽胸)が三月から値上がりするようです。三~四千円ほど上がるようなので、もし買い替えようかとか買おうかなと思っていらっしゃる方があったらお早めに。
本当は、2~3年ほどで買い替えなくてはいけないらしいのですが、私はこの10年で一回だけ買い替えました。その二つ目のものも上の方が破れてきていたので、パットに20000円以上使うぐらいなら再建しようと思ったのも一因でした。(結構ケチ、笑)


2月6日(月)
10年前は何だったの、と思えるほど傷が痛んで、4日と5日は痛み止めと胃薬と抗生物質を処方されていたのに、本日の朝からお薬が出ない。
痛いの!起き上がるのが大変なんだよ。まぁ、だからと言って起き上がれないわけではないんだけど。
10年前はなーんにも痛くなかったのが嘘みたい。いや、あれが変だったのか。
ペットのように付いてくるドレーンの存在もよく忘れては引っ張られてあいたたたた、と思う。
トイレに行く時が大変だよね。
深夜に起こされて、採血されたんだけど、なんであんな夜中に?

朝ごはん:ロールパン、ブルーベリージャム、コーンサラダ、牛乳、オレンジ2分の1個
完食はするよ、んで、しっかりトイレも行く。ちゃんと体のリズムは整えてる。

朝に気づくとドレーンの赤いリンパ液が抜かれているので、深夜に看護師さんが回っているときに傷口を見たりリンパ液を抜いたりしているみたい。
何かの拍子に咳き込んだりすると、術側の胸が痛むので、この痛みが早くなくなってくれればなぁと思う。

昼ごはん:味付けムニエル、筑前煮、キュウリの酢の物、白ごはん



午後に先生がやってきて、退院の日の希望日の相談。んじゃあ、出来るだけ木曜予定で、をお互いに確認。
「先生、痛み止め、出てこないんだけど」と聞いたらお薬は昨日でおしまいとのこと。痛み止め、たったの二日。痛くなかった10年前は毎食後10日間飲み続けたのに。
「じゃ、持ってきてるロキソニン、飲んでもいい?」と聞いたらあっさり「いいよっ」との返事。
まぁ、我慢ならぬ時には飲みましょう。
今までつけていたバストバンドを先生が外す。いいのかっ?!もういいのかっ?!
でも、ドレーンはまだそのまま。術後にべったり貼られているテープもそのまま。
先生が「あ、このバストバンドは、これから手術した時にも使うから洗濯した後ちゃんと取っておいてね」とのたまう。
ほー。また使うのか。
そうして、むき出しになるエキスパンダー胸。


自分ではよくわからないので、下からも撮ってみました。


向かいに昨日からまた入院の方。どうやら同病っぽい。その方は本日手術。
ちょっと元気になってきているので、パソコンを開いてDVDをみたり、電子図書を読んだり。
術後に帰ってこられたお向かいの人とちょっとおしゃべりしたら、今まで様子見だったのをやっぱり除去しましょうとしいうことになって、多分良性だろうけれど念のためにね、ということで、提携病院からこちらへ回されたそう。主治医は提携病院にも出向で行ってるんだって。
相方も一日一回は来てくれて、前回よりマメだー。何度も言うけど、これはアナタのためにするんだからね。(笑)
 
晩御飯:だし巻き卵、大根おろし、マーボー豆腐、ブロッコリーマヨ和え、白ごはん
ご飯はたいてい残るので、お茶漬けかふりかけをかけて食べてました。


お向かいの方の傷口から出血が止まらず大騒ぎ。
看護師さんも先生も駆けつけて、取りあえず処置室へと行かれて、しばらくしてから帰ってこられる。
お向かいを見たついでに、私の方にも必ず顔を出す先生。
「悪いんだけど、明日はお休みをもらいます」いいよー、ゆっくり休んでねー。
何だか、先生の印象が熱血からかいがいしいイメージに変わりつつあります。(笑)
そうして、私の退院が木曜に決めたことを報告してくる。仕事は早い。(笑)
でも、後から聞いたお向かいの方は、出血が止まらなくて、再度処置するために「ご飯の後なんで、全身麻酔が出来ないんだ。ごめんねー」と注射で麻酔を打たれて、それが何より痛かったって。
私はそんなことがなかったので、わー大変、と他人事。寝られそうになさそうな痛みのようでお気の毒でした。



2月7日(火)
昨日の夜に寝る前に持参ロキソニンを飲んだんだけど、効かず。飲んでも飲まなくても日にち薬なのかも。
痛み、というより引きつり感と胸の奥の方の重だるさ感がある。異物を入れたんだもんね。頑張ってるよね。
引きつりは、きつい時は背中に向けて走る感じがする。過敏にはなっているのかも。

いつも深夜に抜かれているドレーンの中身が取られてなくて、早朝取られたので、妙に量が多い気がする。
まだ赤いのも気になるんだよね。早く帰るためにも安静にしておくべきなのか?
でも、寝っぱなしだとすぐに働けなさそうでそれも困る。 
朝ごはん:そぼろパン、もやし炒め、牛乳、バナナ


昼ごはん:ビーフカレーライス、カニカマ海藻サラダ、みかんヨーグルト和え


午後に相方が顔を出してくれる。
仕事上がりにバイトさんたちもお見舞いに来てくれる。
わいわい言いながら、みんなにお胸を見せてさしあげました。
「元気そー」そうなんだよ、元気は元気。


ふうちゃんもお見舞いに来てくれたので、しばし待合室で歓談。


あー、お見舞いに来てもらえるって幸せ。(10年前はお友達はいなかったも同然だったしねぇ・・・ )

晩御飯:白身魚の照り焼き、炊き合わせ、ホウレンソウわさび和え、白ごはん


ご飯が終わった後は(晩御飯は6時)少しおしゃべりしたり、DVDを見たりして過ごす。


2月8日(水)
朝起きたら7時だったのでビックリ。いつもは6時過ぎには目が覚めるのに。
深夜のドレーンリンパ抜きも気づかず。
明日退院なら、そろそろドレーンは抜いてほしいところ。色も急に薄くなってきた。これはいけるかも。

朝ごはん:ジャムパン、二色サラダ、牛乳、ミカン缶

チョットした拍子につれる感じがするのは相変わらずなんだけど、もはやこれは仕方がないね。
胸を触ると左の柔らかさに比べるとパンパンですよ。
パンパに水が入ってます。しかもお椀型です。
朝に先生がやってきて、傷口を見て「うんうん、大丈夫」を連呼。
「じゃ、足すねー」50cc足されました。200ccに。
30分後来た時には、「抜くねー」とドレーンを抜いてくれた。あー、めちゃ楽。
10年前のドレーン抜きは、研修医にさせた挙句、ベリッという嫌な音とともにめちゃくちゃ痛かったけれど、今回は全然OK。
せんせーい、ありがとー。
本当は20ccが理想らしいんだけど、40から45ccを行ったり来たりしているので大丈夫、ということになったらしい。
ただ、一週間後に見せに来てね、と手術前に言われていたので予約を入れていたのに、金曜じゃなくて月曜日に来て、と言われる。
その月曜の後日に見てもらったときは水も溜まっておらず大丈夫のよう。


午前中に看護師さんが「シャワー入りますか」と聞いてくれたので喜んで!!と入る。
昼ごはん:サバの味噌煮、きんぴらごぼう、トマトサラダ、白ご飯


午後に相方が来てくれたので、いただいたお花やお菓子を持って帰ってもらう。
入院中に仲良くなったリハビリ病棟に移った三人さんに退院のお礼の品を持っていく。

晩御飯:豚肉の生姜焼き、五目酢の物、高野の揚げ煮、白ごはん

朝から明日退院するので清算金額を教えてくださいということと月曜の予約票をくださいと頼んでおいたんだけど、待てど暮らせど来ない。
看護師さんも忙しいものねぇ。
でも、私も相方に金額教えないと、お金は持ってきてないからねぇ。
ナースステーションに聞きに行くと、わかる人が誰もいなくて、「朝から聞いてるんですけどー」の私の言葉にようやく真剣に問い合わせてくれたみたい。
やれやれ、一週間の休暇、と思いたかったけど、休暇ではなかったなぁ。
そうして、明日からまた、いつも通りに働くわけだ。ふー。
荷物はバタバタしないようにしっかり詰め込んだ。

2月9日(木)
朝ごはん:食パン、イチゴジャム、オニオンサラダ、牛乳、オレンジ2分の1個

早々に着替えを済ませ、ブラをしてみたら、術側トップが少しへこむ。これは、ストッキングでも入れてみるべきか。
相方に入院費用を連絡して、お金を持ってきてもらい、重たいスーツケースは車で持って帰ってもらう。
雨が降ってるけれど、やれやれ、身軽に帰れるわ。
お向かいの彼女は私と同じ日に退院できるはずだったのに、出血事件のせいでもうしばらくは入院予定らしい。

ギリギリまでおしゃべりして、部屋を出た。
清算して、午前中に店に帰り、速攻働く。
バイトさんたちは「ゆっくりしなよー」って言ってくれたけどね。
甘やかすとキリがないからね。まぁ、働かざるもの食うべからず、です。私の場合はね。


と、エキスパンダー編、お付き合いさんきゅーでした。
明日、また受診します。多分もう50cc足すのかな。
あ、足すときは、注射で、ちくっとするんですが(右胸の皮膚に痛みを感じるこの不思議!)、そこには金属が入っているの。
で、そのために水が逆戻りしないんですが、なんと、MRIに入ったら大変なことになるそうです。
強力な磁場で爆発するらしい。
「だから磁石はつくよー」と先生。いや、そんな実験しないし。(笑)
明日は、ぽこんとへこんだ右わきと一部へこんでいる傷口が今後どうするのかも聞いて来ようと思います。
お水は明日50cc足したら全部で300ccになるからそれでいいかなーと思っているんだけどどうだろう。
先生の気持ちでは、相方がどう望んでいるか、がネックのようです。 





エキスパンダー挿入編、その2。

2017-02-19 10:21:49 | 再建への道2017
先日、店を閉めて出ようとして振り返ったら、元主治医がいた!!
「先生ーっ、何してんのー?」
「これから飲み会。ヨドバシ行って来たら、今見かけたから」
うんもぉっ、もっと早く来いよっ。
「ほらほら、見て♡」
「おっ、・・・」
「エキスパンダー入れちゃった」
回りから見たら怪しいだろうけど、先生に服の上から触らせる。(笑)
「結局、どこでやってんの?」
「先生のとこだよー。ほら、あの新しい先生。看護士さんが先生と似てるって言ってたよー」
「えーっ、似てるかなー。あっ、あと五分で飲み会始まるから、また来るよっ」
と別れました。

それから、月曜日に診察に行ったのね。術前は一週間後に見せて、と言ってたのに、いざ退院する時に「やっぱ月曜に来て」となって、看護士さんで予約適当に直しておいてと言って叱られてた先生。
で、予約なしでも取り合えず来てと言われたので行ったら、かなり待たされました。きちんと予約票を取っててくれたらこういうロスがないのになぁ。傷口を見て「うんうん、きれい」の相変わらずの満足げ。
「じゃ、また足すね」と寝かされて50cc足されたんだけど、その時に傷口のテープも取られてました。
確かに傷口はきれいです。
「先生、抜糸は?」「縫ってなかったみたい」うんうん、忙しいから縫ったかどうかなんて記憶にないよね。って、こらぁっ。
まぁそういうわけで、また二週間後に診察です。


2月4日(土)
前日、ずっと寝ていたせいか、背中が痛くて夜はまんじりともせず。
寝られなかったよ。長い夜だったよ。とはいえ、多分うとうととしていたとは思うんだけど。
朝食は8時に来たんだけど、何となく昨日のことがあって食べる気が起こんない。
ましてや、牛乳って無理じゃない?

朝食:全粒食パン二枚、イチゴジャム、大根サラダ、青紫蘇ドレッシング、バナナ、牛乳

取りあえず、バナナとパンを半切れだけ食べてお薬を飲む。
病院から出されないので持って行ってチェック後帰ってきた、普段飲んでるお薬。
アリミデックス、エビスタ、抑肝散、リボトリール。
痛み止めは出ないのかよーっと思いつつ。
10年前は、本当に手術したの?と思うぐらい痛くなくて、毎回ロキソニンを飲まされたけど、飲む必要無いんじゃないの?と思ったりしてた。
今回は、切ったのみならず、何か(まぁ、エキスパンダーなんだけど)入っているから痛みがあるのかな?
騒ぐほどのものではないんだけど、全然平気ではない。何より、起き上がるのが辛い。無理はすまい。

でもずっと寝てると背中が痛いたんだよね。今回はお尻じゃなくて背中か。
何とか起き上がって荷物の中から、タオルを取り出し、当ててみる。
やっぱ、痛ーい。
肩こり用にと持ってきたロキソニンテープを腰に貼ったら、あら不思議。痛みが取れた。
何よりも邪魔なのがドレーン。今回は一本しか入ってないけど、入れ物は前回と同じででかい。

毎回計りに来る体温が術後のせいか、高い。朝は37.9。
その後、37.5→37.3と順調に下がりつつあったので、前回(10年前)行けなかった、病院内の空中庭園に行ってみる決心をした。
今日は晴れてるけど、明日は寒くなるらしいし。きっと今日を逃したら行けないだろうと思う。
廊下をウロウロしていたら、ベットお向かいのTさんに出会って、連れて行ってくれるという。
「でもねー、ビルに囲まれてて、何にもないよ。この間、(6人部屋の奥のお2人、MさんとKさんの)三人で行ったら京都タワーが見えないってショックを受けてた。(笑)」
そーなんだ。(笑)まぁ、期待はしてないけどね。

そうして、裏切らない期待。(笑)

彼女といろいろおしゃべりして帰ってくる。Tさんは無謀にも雪の日に自転車でこけて、左半身をあちこち折っちゃったらしい。リハビリに余念がない。
後から知ることになるが、Mさんは80代のおばあちゃまで腰辺りを骨折。Kさんは右足が指四本にしか見えないほどの外反母趾のため手術したらしい。
あー、また同病者はなし。仕方がない。

昼食:白ごはん、タラの揚げ煮、カボチャサラダ、そうめん汁
これは完食。

病院に来る前に「お見舞いメールを送れ」と細かい指示書まで出してきたので、第一弾のバイトさんからのお見舞いメールが届く。
よしよし。
バイトさんの一人が有志でお見舞いの花かごを持ってきてくれた。

「元気そー」そーなの。結構元気。バストバンドがされている胸を少しばかり見せてあげる。

実は少し前に自分で見たら、膨らみがてきてて、かなりびっくりした。
最初聞いていたのは、袋を入れるだけ、だったので。
様子を見に来た先生に「先生、膨らんでたーっ」っていったら「そうだよー♡150cc入ってるの」
そっかー。入ってるのか。すでに。

後から相方も来てくれたので見せてあげる。
少しばかり満足げ。

夜は楽しみにしている「精霊の守り人」をこっそり見て就寝。


2月5日(日)
ずっと寝ているのでまだまだ背中の痛みは引かず。モーリスハップに替えたらますます効かなかった。やはりロキソニンテープの方が効くらしい。
起き上がり時の胸の痛みは、やはり続く。これは傷口の痛みかな。
同室では、奥四人でそこそこ仲良くなっておしゃべり。でも、みんなカーテンは閉める。
邪魔くさくて、私はすぐ開けっ放しにしておくんだけど、
先生に「あけっぴろげな人なんだねー」と言われた。なんじゃそりゃ。(笑)
ちょっと仕事を、と確定申告用の医療費の計算の打ち込み。(ようやくパソコンを出せるぐらいの力が出てきた)
先生は、少なくとも毎日顔を出して、切ったところを確認。
「うん、きれい、きれい。パッチリ」

相方が午前に来てくれる。
入院中の、たった一回の差し入れは、伊勢丹で買ったチョコエクレア二個とフルーツの盛り合わせ。
そんなに食べられないよ、と思いつつ有り難くいただく。


看護師さんが、「せめて髪だけでも洗いましょうか」と言ってくれたので、洗面台で洗うことに。
ドライヤーかけるとこまで全部やってくれたので、ちょっと感動。
10年前は10日間もいたけど、髪は一回しか洗えなかったよ。
顧客満足度、アップしたね。(笑)

午後にも相方が来て、今回はまめに来てくれる。
まぁ、あなたのためだけに頑張ってるからね。(笑)

せっかく仲良しになったお向かいのTさんが三階のリハビリ棟にお引越し。
残念。



と、またまた二日分ですが、もうしばらくお付き合いくださいねー。

エキスパンダー挿入編

2017-02-12 19:49:36 | 再建への道2017
入院から帰ってきました。
きちっと一週間。

取りあえず、先生の当初の予定とはいろいろと違った部分もありますが、それは良しといたしましょう。
明日又、仕事を抜け出して、状態を見せに行かねばなりません。一週間後でいいって言ってたくせに。(笑)

傷口まだぼんやり痛いし、ちょっと腫れぼったい感もあるし、面倒なこともありますが、それも良しといたしましょう。

取りあえずは無事に帰ってこれて、帰ってからすぐに働いてもいるし、今度の主治医は結構まめで、かいがいしいということもわかったし。
良しといたしましょう、良しといたしましょう。
ああ、何だか呪文みたいになってきたわ。(笑)

ネタは尽きないのですが、一気にあげる元気はまだないので、一週間のことを数回に分けて書いていきます。
題して「エキスパンダー挿入編」。




2月2日(木)

主治医の手術日が月金ときまっている。金曜を選択したため、その前日の木曜午後一時に入院。
ギリギリまで働いて、みんなに頑張ってねと言われながら店を出る。
入院受付でまず預り金三万円を支払う。
「ご入院は午後一時ですよね」と言われた時は心の中でそうです、と答えたんだけど、気づきませんでした。
なんと、うっかり12時に来ていたことを。


一時間を受け付けで音楽を聴きながら寝て過ごす。ようやく呼ばれて五階の入院棟へ。
そこはいろんな人がごちゃ混ぜに入っている病棟。
そうして、10年前と変わらない、六人部屋のど真ん中。
お向かいは、雪の日に自転車でこけて肩と腰を骨折したという同年代の人。ちょっとおしゃべりできる人がいて良かった。



五階に連れてこられた時に、アレルギーがあるかとかストレスがあるかとか、聞かれたけど前日にそれをするんだ。
問診を約一時間ほど。持ち込みのお薬を薬剤師さんがチェックするとかで、お薬バックを渡す。
まぁ、いいか。看護士さんはみんな優しそう。
「今日はゆっくりしてくださいね」と言われる。
ゆっくりって。(笑)


三時頃に、シャワーで全身を洗い、(明日に備えて) 髪も洗い、(明日に備えて)、持ってきたパジャマに着替える。
実はこのパジャマはいわくつきのもの。
10年前に、アフタヌーンティで奮発して手術に挑んだ、戦闘着。(笑)それ以来、一回も着ていない。
だから今回もこれで、と決めていた。

相方が仕事の合間に来てくれた。狭いお部屋なのですぐ帰らせる。私の抜けてる分、無理しないで頑張って。(笑)

ご飯、鶏の照り焼きかぼちゃ添え、エビのオイスター炒め、春雨のマヨネーズ和え

夕食後に、主治医が来て「あっ、バストバンドがいるんだった!」
ええっ!!先生、今頃?
「地下の売店で売ってるから~。フリーとLサイズがあるから、絶対Lサイズを買ってね♡」
いや、お金、持ってきてないし。
「いくらだったかなー、7000円ぐらいだったかなー」
むー。昨日、ふと不安になって、3000円しか入ってない財布に5000円足したのが正解だったね。
売店に買いに降りる。6000円ぐらいでした。
入れ替わって後から来た看護士さんが「わっ、爪!手術室がうるさいんで、もう少し切ってください」
まさかの!結構切ってきたのに。「白いとこが見えなくなる程度に」まじか。そうして、術後の点滴のために信じられない長さの針を入れられる。
あっ、私、ささくれ立ったなと思って爪やすりを持ってきてたんだった。らっきー。しこしこと爪をけずる。

消灯9時のあと、こっそりテレビを見て就寝。


2月3日(金)
何となく6時ごろ目が覚めたけど、今朝は食事も水も飲むことが出来ないので、うがいと洗顔をすませたら、主治医がやってきて「じゃ、お絵かきするよー」と別室に連れていかれて再度の確認後(ほとんど世間話的)、エキスパンダーの位置と写真取りをした。あれは絶対、先生のホームページに載せるつもりだね。結構本格的なカメラだったし。



9時15分に手術なので、その20分前ぐらいに病室を出る。
「ご家族は?」
「来ませーん」

二階の手術室へ。
10年前は、下剤も飲んだし浣腸もされた。
今回はただ食べないだけ。アンダーのパジャマも着たまま。
これは進化だー。麻酔の先生とも手術室前で立ち話程度の会話。あっさりしてるわー。10年前はミーティングみたいなのやったよね?
そうして入った手術室もコンパクト。麻酔のマスクをかぶせられたらあっという間。
次に目が覚めたら、手術は終わっていた。「終わりましたよー」と言われたので「先生ありがとうーーー」と言おうとしたらまだ管が入っていた。
「あ、ボクは麻酔ね。先生はこっち」そっちにいたのかー。とおもったらまた寝ちゃったみたい。

次に目が覚めた時はナースステーション横のベットで寝ていたよ。
「声が出せますか」と看護士さん。「ちょっとうがいしましょうね」
んん?ちょっと出しにくいけど、でも大丈夫。うがいもできました。少しお水も飲ませてもらいました。
せき込むと傷口が痛む。

手術時間は一時間と聞いていたけど、病室に戻れたのは3時過ぎだった。車いすで帰ったら相方が待っていた。おおっ。
開口一番「いつでもいいから、(新聞についてる)テレビ欄(一週間分の冊子)持ってきてね」
もう一度来て、持ってきてくれた。

相方が帰った後、ふとトイレに行きたくなって、自分で起き上がろうとしたら急に気分が悪くなって・・・。
ナースコールを押すも、あ、絶対間に合わない・・・と思ってゴミ箱を手に取った。
慌てて、看護師さんも先生もやってきたよ。初めて起き上がったので、麻酔の関係でそうなったのかも、と言われた。
少し吐いたら気分はよくなったけど、すぐの夕食は「無理して食べなくていいよ、たべられるものだけでいいよ」と言われたのでほんの少しだけ口にした。
節分のこの日、恵方巻が出てくるかと思ったけど、さすがにそれはなかった。
術後は気づいたらバストバンドが巻かれていて、ちょっと苦しい。その日はそのまま就寝。