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遠い記憶~介護のお話その1~

2008-09-27 18:32:13 | 介護
今日はお仕事が久しぶりにお休みで ちょっと何から手をつけようかという感じでした。
お天気もよかったからお布団などめいっぱい干して気持ち良かったです


今日は 本当のこのブログを始めたきっかけ・・そう 母の話をしようと思います。
お恥ずかしい話ですが、母の介護をするまで、介護保険とか色々じつはなぁ~んにも知らなかった。無頓着ってやつですねえ

父が3年前腎臓を悪くして 人工透析の手術を受けて入院したころから 母の変化が始まりました。
もちろん最初の頃は気づきもしなかった

 ある日のこと、仕事している昼間に携帯が鳴って・・母でした。
[今日 来るって言ったよね?] 
[言ってないよ おとといお父さんのお見舞い行ったばかりじゃない。仕事だから今日は行けないよ]
冷たい返事を返してしまいました。

そのあと、何度も着信があり、お母さん 変だなぁ。とは思いつつ、寂しいからかなと思っていました。

ある日、実家に帰って 冷蔵庫の中を見て 絶句してしまった
大根だったと思うけど、なんとごろごろ7~8本くらい入っていて。。。

お母さんがおかしい。  すぐに病院に連れていくと 脳梗塞による記憶障害 最近よくニュースとかで聞く 認知症ですね。

その時の先生のことばを覚えています。

お母さんの脳の中は 大きなバケツがひとつあると思ってください。

そのバケツには今いっぱい水がたまっている。それが今までの記憶なんです。
新しいお水を注いでもすぐにあふれ出してしまう。最近のことは すぐに忘れてしまうんです。

でも 人格もプライドも 遠い記憶はとても鮮やかに残っています。

それを家族が理解して 接してあげることが大切です
決して プライドを傷つけてはいけません。と 

私はそのあと、仕事と並行して介護の資格ヘルパー2級とケアクラークの資格を取りました

母を理解したい
母を怒らず 笑って見てあげたい

ほんとは辛かったです
壊れていく母をみるのは 経験した人でなければわかりません

でもね、今 すごく落ち着いているんです
やっぱり私が変わったことが大きいのかな。

認知症をただのボケとか簡単に判断して なげいてばかりいても 前には進めない。

行政を思い切り利用することも大切。
介護はなかなか人に言えなくて 光が見えないので、抱え込んじゃうんですよね。

でも、私には家族、友達がいるし、泣いちゃう時もあったけど、みんな助けてくれました

日々変化する母を理解しながらこれから どうなるか。。。課題ですね。

アドバイスあればコメントくださいね。
ちょっとテーマが暗かったけど避けては通れないものね

ポジティブシンキング ファイトぉ