久谷夢工房のメンバーでもあり、勝山句会の指導をしていただいている竹内通信さんが編集する句集「つるき 四月(127号)」(平成27年4月20日発行)から、勝山句会のメンバーの俳句を紹介します。
(勝山句会 於 坂本公民館 平成27年4月20日19:30)
【季語紹介】 「仔猫」・・・読み方:コネコ。猫の子。季節:春。分類:動物。
「霞」・・・読み方:カスミ。微細な水滴が空中に浮遊し、ぼんやりとかすんで遠方がはっきり見えない現象。季節:春。分類:天文。
≪出典≫ Weblio辞書 季語・季題辞典より抜粋。(以下、季語紹介の出典は同じです)
<竹内評> 「石鎚を~」の句について : 旧東予市三芳町辺りから見た景色です。一度、吟行をされると良い。
<竹内評> 私も桜と錨に憧れて防衛大学に入りました。諸事情で止めましたが、当時の若者は皆憧れました。私の好きな句です。
<竹内評> バックに四国山脈を頂く里山の景でなければ、山笑うが効かない。良い句です。
【季語紹介】 「山笑う」・・・読み方:ヤマワラウ。春の日に照らされて山そのものが笑みを浮かべているようなさま。季節:春。分類:地理。
<竹内評> 女性の句のように優しい句です。上品でもう少し共感があっても良い句です。
<竹内評> 経験者でないと作れない句です。もう少し詳しく知りたいところです。
<竹内評> 山焼きの景が眼前に見えて、山に居るようです。
【季語紹介】 「山焼」・・・読み方:ヤマヤキ。春先に晴天で風のない日、村里に近い野山を焼く。季語:春。分類:人事。
【勝山句会 次回予定 平成27年5月18日 19:30~ 坂本公民館にて】
(課題 老鶯) ・・・毎月第三月曜の夜に開催しています。
≪写真提供≫
1枚目、2枚目、4枚目 http://hatimitu04.exblog.jp/ ハチミツの海を渡る風の音様
3枚目、5枚目、6枚目 http://jh5swz.exblog.jp/ 門前の小僧 遍路日記様
毎回、写真を使わせていただきありがとうございます。