令和3年8月2日(月)
勝山句会 報告
8月の兼題は・・・
【兼題1】落鮎(おちあゆ)錆鮎 渋鮎 下り鮎 子持鮎 秋の鮎
秋も中ごろになると、上流で成長した鮎は中流の川底で産卵するため、群れをなして川を下る。これを落鮎とか下り鮎という。
【兼題2】女郎花(をみなへし)をみなめし
秋の七草のひとつで、オミナエシ科の多年草。
(「勝山句会報第17号」より引用)
8月の句会で詠まれた句の紹介です。俳句の世界では「8月」は「秋」なんですね
「勝山句会報9月号」「私の選ぶ一句」はお休みでした。
今までとちょっと違う「蓮行」さんの「編集後記」を紹介します
《編集後記》
たまにはほかの人の解説もいいかと思って紹介します。
大仏の顔の八方深緑
山本 種山
対象は、鎌倉のあの露座仏だろう。「大仏の八方深緑」でも一句の雰囲気は十分わかるが、「顔」の語がまさに点睛。あの風貌を美男と思うかどうかは別として、仰ぎ見たまどかな巨顔とこの「深緑」は絶好の対照。かつまた「八方」は四方と違って語勢をもった言葉である。その語勢が大仏に対する作者のこころの昂ぶりを示す。確かな臨場感を持った句。
「現代俳句の面白さ 飯田龍太 新潮新書」より
青色文字は蓮行さん。「大仏~」の句と茶色文字は新潮新書からの引用です。
8月27日に「勝山句会報九月号」を預かりました。今、9月6日。なかなかの早さでしょ?
「日本人の美の心!日本の色【伝統色のいろは】」様へのリンクは
俳句の世界では「8月は秋」なんだと、今回、初認識しました。そんなレベルのブログ担当なので、俳句の記事を編集するのに限界を感じています。早く「美佳」さんに交代してもらわなくては
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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