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2011年を振り返ってみて

2011年12月30日 | 仕事の記録

早いもので今年も残りあと2日となりました。2011年を振り返って、今年はなんといってもやはり3月の「東日本大震災」でしょう。

国内史上最大の揺れ、大津波の被害、原発事故、計画停電、さまざまな事がありましたが、震災後は流通の混乱などから一時的に平成の米パニック状態になりました。

 

皆が普段買っていたところで米がなく、多くの方にご注文・ご来店いただきましたが、計画停電等の影響で精米が間に合わず、一般の方には予約販売形式をとらざるを得なくなり、対応にとても苦労しました。

4月頃からは「たばこ」が品薄→欠品が相次ぎました。生産工場が被災し全国的に供給不足になり、需要があるのに商品がないというもどかしさ、数多くの方にお断りしている時は本当に残念でなりませんでした。国産・外国産ともに銘柄ごとに欠品⇔再販を繰り返し、商品管理には連日頭を悩ませていたことを思い出します。

夏場には節電のため各照明・エアコン温度設定・装飾看板を控えました。この頃は新米の放射能汚染が懸念され、古米扱いの22年産米の買い占めがあり、原料玄米は品薄状態が続きましたが、当店はH・Wの会様の専門店特別米のおかげで、原料不足になることは免れたので、本当に感謝しています。

新米は高値で水準し、原発事故の被災地周辺からなるべく遠方のコメがほしい!と全国的に西日本のコメに注目が集まり販売数量が伸びています。当店は佐賀県産米を使用していますが、数に限りがあるため少量ずつお願いしています。

10~11月は福島県産米「安全宣言」後に一部規制値超えのものが出てしまい、単品販売は避けていたものの業務用米の原料の一部として使用し始めていたので「何をいまさら!」というのが現状です、検査体制に疑問の声が上がりました。当店は12月から福島県産米の使用を取り止めようとしましたが悩んだ結果「使用継続」です。あれだけ食味の良いものを使わないのは本当にもったいない!国や産地を信頼して、安全な福島米は今後も使用していく予定です。

地元群馬県産川場村コシヒカリ「雪ほたか」は全国食味コンクールで5年連続金賞受賞、新聞やマスコミにも多く取り上げられ、例年以上に県内外から数多く販売(発送)しました、またのご注文お待ちしています。

年末は生切りもち、お供えもち、高原花豆などは良く売れましたが、今回の画像にも載せた高級品の丹波黒豆は景気の影響か、販売数量が減少、今でもまだ少し在庫がありますのでお気軽にお問合せ下さい。

最後に、このブログの記事が、閲覧している皆さんの少しでもお役に立っていれば幸いです。来年は明るく希望のある年になりますように!今年1年間ありがとうございました、来年も引き続きどうぞよろしくお願い致します、皆さん良いお年を

 


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