梅雨から夏、炊飯ポイント

以前と変わらずコメの市場への出回り不足がしており困ります。震災・原発事故後に在庫を確保する動きが広がり、特に低価格米の品薄感が強く、今回政府が備蓄米を特例放出しますが、コメの価格安定にはもう少し時間がかかりそうです。

ところで、最近あるお客様から「お米変わった？」とご指摘を受けました。実際原料は変えておらず、もう6月も終わりに近いため新米出回り時期に比べればお米の持続力が低下してきていることを話して…

水加減時の水量を今までよりほんの少しだけ多めに入れて、炊き上がった時のごはんのほぐし作業（フタの開閉）は、なるべく手早く意識して行うと、時間が経っても硬くなりにくい傾向があります。

それと、米袋に添付してある精米年月日から長くとも1か月以内に使い切るようにして、保管方法も大事です。当店もなるべく注意していますが、通常５キロずつ買っている方は、面倒でも２～３キロずつ買うようにすると食味を落とさず食べられるでしょう。

追記、同業者からご助言いただきまして、水量も大事なのですが、水温にも注意する必要があり、製氷機の氷を洗米後の水加減時に数個入れるだけでも食味維持の効果があるようです。