とうとう歳祝いの日になった。 やっとこけれで床屋にいける。 髭もそってもらえるので今日まで床屋に行くのを我慢していたのさ。 うーーーん。 床屋は気持ちがいい場所である。 髭を剃るとき気持ちよすぎて不覚にも寝てしまった。 いびきもかいたかも。 それより恥ずかしかったのは、階段を踏み外すようにガクッと足が動いて目が覚めたことである。 さすがプロの床屋さんは、そんなときでも失敗しないのさ。 あーーー気もちいがった。