ナマステ!
10年若返りの元気を取り戻すアーユルヴェーダ医師のハンサ(大橋美和子)です。
先日、インドでは朝ごはんにどんなものを食べるのですか?と聞かれてハッとしました
!
インドで生活するようになって早15年⁈あたりまえになりすぎていて、こちらでの食
生活をご紹介するという考えすら忘れていました。なので早速、ご紹介しますね!
インドでは「朝ごはん(ナシュター)」という言葉は、夕方の軽食(ナシュター)と同
じ言葉を使います。そしてインド料理というと「カレー」のイメージが強いですが、お
昼ご飯や晩ご飯にはしっかり食べる、いわゆる定食にあたる料理が多いです。
こちらの写真↑は、南インドの朝ごはん。
人気の軽食メニューのマサラドーサ。
発酵させた米粉のクレープのなかにスパイスをきかせたジャガイモと玉ねぎを炒めたも
のが入っています。
日本のインド料理のレストランのメニューにはありませんが、こうしたインドの軽食(
朝ごはん)は、なかなかおいしいんです。地域によってもいろいろなメニューがあり、
私の住んでいるマハラシュト州プネ市では、南インドのメニューが多くみられます。
インドのごはんって、辛いの?とよくきかれますが、もちろん辛いです!
赤唐辛子の粉が入っている汁系のものは、辛くて食べられません。私はインドに長く住
んでいていても辛いものがどうしても苦手なので、あまり辛くないメニューを選んでい
ます。
とはいえ、「辛いのが苦手だから辛くないようにお願いします」と言ったところで「ち
ょっとだから大丈夫」なんて言われてしまいます(笑)。しかも、辛いスパイスを使わ
ないと味がなくなってしまうじゃないかと思われてしまうので、私のように現地レベル
の辛さを避けたい人はレストランでリクエストする時に、ちょっとしたコツでお願いし
ます。
具体的に、「チリ(唐辛子)抜きで!」と注文して、赤唐辛子の粉や緑の唐辛子のかけ
らなどを使わないようにしてもらいます。それでも辛い時がありますが、お願いしない
ときよりは、だいぶマシです。
黒胡椒や生姜をたくさん使うのもインド料理の特徴なので、唐辛子がなくてもヒーヒー
いうくらい辛いものもありますのでご注意を。
そんな、辛いものが苦手なわたしでも、おいしくたべられるインドの朝ごはんが、いく
つかあります。
一番、食べやすいのは、ポハというお米を潰して乾燥させたようなフレークをつかった
メニュー。
緑色の唐辛子が入っていることが多いので、辛さが強いときは唐辛子だけをお皿の端に
集めてよけてから、いただきます。いい具合のパサパサ感が、日本の焼き飯のようで美
味しいです。
米粉のクレープのようなウッタッパというお料理はお好み焼きのよう。玉ねぎとトマト
とコリアンダーの葉っぱが入っていて、ココナッツのペーストにつけていただきます。
これも、あまり辛くないメニューで、ちょっと酸味があって美味しいです。
アーユルヴェーダでは、朝ごはんは軽めにして、お昼ご飯をしっかり食べるようにすす
められます。
朝は、消化力がお昼ご飯の時ほど強くない場合が多いからです。あまり食欲がないとき
は、むりに食べる必要はありません。
朝ごはんと昼ごはんの間隔は、最低4〜5時間あけるようにするのも大事です。
朝8時半をすぎて朝ごはんを食べたとして、正午ごろにまだお腹は空いていないのにお
昼ご飯を食べると、十分な消化力が無い状態で食事をすることになります。
朝ごはんは、朝起きてお散歩などをしてからいただくのが理想的です。
お散歩をするときは黙々とちょっと早足で、すこし額に汗をかくくらいまで歩くと効果
的です♪
朝ごはんのスパイスでさらに汗が出ちゃったりしますけどね(笑)
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