2)動かす性質、活発な生命力(ラジャス)
3)安定した性質、闇(タマス)
宇宙が創造される前は、
もともと女性エネルギーの一部として
これらの3つの性質がバランスを保っていました。
それが、宇宙の創造が始まるとき、
3つのバランスが崩れ始め、
おたがいに相互作用しはじめます。
一番初めに形として現れたのが
宇宙の知性です。
そのなかに「私であるという感覚」がうまれます。
この「私であるという感覚」が、
1)純粋な本質、光(サトヴァ)の助けをかりて
五感(耳、皮膚、眼、舌、鼻)と
5つの行動器官(口、手、足、生殖器、排泄器)へと
形をつくっていきます。
こうして、生きもの、生物(有機体)が生まれました。
また、「私であるという感覚」が
3)安定した性質、闇(タマス)の
助けをかりて、5つの元素(地、水、火、風、空)になり
物質的な世界(無機物)ができました。
これらの
1)純粋な本質、光(サトヴァ)
3)安定した性質、闇(タマス)
は、もともと潜在的なエネルギーであり動きません。
じつは、
2)の動かす性質、活発な生命力(ラジャス)を必要としています。
純粋な本質(光)が活発な生命力と一緒になって生物を生み、
安定した性質(闇)が活発な生命力と一緒になって物質的な世界をつくりました。
純粋な本質(サトヴァ)は、
潜在的な創造力(ブラフマー神)=「あー」
活発な生命力(ラジャス)は、
維持する力(ヴィシュヌ神)=「うー」
安定した性質(タマス)は、
潜在的破壊力(シヴァ神)=「むー」
という音です。
あー、うー、むー、あー、うー、むー、と繰り返してみてください。
だんだんと、
おーむ
ときこえてきませんか?
「オーム」という音なき音は、絶えず宇宙で働いる波動です。
そこで、呼吸に耳をすませると、
女性エネルギーが「そーっ、、、、」(吸う息の波動)
男性エネルギーが「はーむ、、、、」(吐く息の波動)
この音に耳をすませる瞑想法があります。
ソーハム瞑想です。
呼吸法を終えた後にちょっと耳をすませてみてくださいね。
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