昨日、コンペ作品を郵送しました。
「紀州材の家」という、「紀州木材緑友会」の主催のコンペで、
一次審査は12月下旬、二次審査は1月下旬だそうです。
入選できればいいのですが。。。
いやぁ~作品を作っている間、楽しかったです。
実は、先月にネットコンペの「ハウスコ」が主催する、
「横浜市戸塚区S邸」という住宅コンペを先月末に提出し、
続けて今回の「紀州材の家」のコンペをやっていました。
コンペは、どの作品も四苦八苦しながら造り、
無心に使い勝手や住む人のことを想像しながら、
間取りや細かなところをまとめていく作業が、
とても楽しいですね。
基本的に、間取りや外観、その他のアイデアはとりあえず、
手書きで書くことにしています。
また、図面やパースは一度、CADソフトで線画を描いてから、
別のソフトで色を塗っています。作業は、手書きの感覚に近いですね。
レンダリングのCADソフトで仕上げた方が時間も短縮できるのですが、
個人的に、なんとなく手作り感があって好きで、
昔からその技法でやっています。
私が独立して、仕事をしている姿を見て妻が、
「設計ってなんか、思っていたより地味な仕事なんだね。
PCで少し書けば、自動的に色んな図面が出来ると思ってたわ。
CADってそうゆうソフトだと、素人の人たちは思っているよ。」と、
最近、言われたことがあります。
そうなんですね。このような印象を持っている人が
結構いるらしく、実家の父にも言われたことがあります。
図面を描く設計って地道な作業なんですよ。
製図板がPCに変っただけの作業も未だ多いのが現状です。
ただ、PCで描くようになって変わったことは、
誰が描いた図面か分からなくなったことですかね。
線の描き方が“うまい人”、文字が“きれいな人”が、
図面を見て分からなくなったこと。
言い換えれば、誰が図面を描いても一緒のように見えてしますことですね。
それと、図面を破棄することが増えたことですかね。
手書きのころ、図面を“汚したり”“破いたり”したら、
相当、怒られましたが、今は図面を平気で破いたり、捨てたりしています。
一枚の図面の重さが薄れたような気がしますが、
それも時代の流れですかね。。。
なるべく手書きでも図面やスケッチ、パースを描けるようにしています。
また、3Dではなく模型も自分で作っています。
少し前に、ある事務所の人が、手書きの図面もパースも
描いたことがなく、ましてや、模型も作ったこともない人がいました。
そんな人が設計事務所を開設しているなんて。。。
『改正建築士法』も施行され、
今後、建築関係者にとっては難しい時期ですが、
今年もあと少し、精進していこうと思います。
良い仕事ができるように日々努力です。
まぁ~そんなことは、さておき、
「紀州材の家」提出です。ホームページにて近日公開予定!!
「横浜市戸塚区S邸」は、ホームページにて公開中!!
追伸
セブンイレブンでご当地プリンが売ってました。
思わず、私は「塩キャラメルのプリン」、
妻は「こだわり珈琲店のこだわりプリン」を購入。
お味の方は、後日報告。
ではまた。
ただいま”建人(ケント)ゥ”中です!!
何時もご閲覧ありがとうございます。
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