さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

ピロリ菌の話 その2

2005年07月02日 19時42分47秒 | ナースのお仕事
7月1日(金)朝日新聞朝刊の一面にピロリ菌の記事が載っていた。 おっと、今日は人間ドック受診者からもいろいろ聞かれるかもしれない、 なんて思ったが、話しかけてきたのは一人だった。しかも私ではない。 まあ、そんな話はまあどうでも良い。 私も、家に帰ってから早速記事に目を通した。 しかし、記事が述べているように画期的な発見には至らない印象を受けた。 それは、私が今は人間ドックという部署で携わっている . . . 本文を読む

あっぱれ!

2005年06月28日 20時04分33秒 | ナースのお仕事
昨日から一泊二日、宿泊ドックの担当だった。 受診者は4名。 一人のナースが2日間通して担当する。 検査がスムーズにいくようにコーディネートしたり、生活習慣のアドバイスをしたりするのだ。 今回の4人の受診者、その中に81歳の男性がいた。 はじめはお付きの人がいて、え~大丈夫~って心配だった。 つまり、何から何までお世話しなければいけないとなると、他の3人に手が回らなくなってしまうからだ。 しかしし . . . 本文を読む

ピロリ菌の話

2005年06月21日 23時02分11秒 | ナースのお仕事
近年話題沸騰中のピロリ菌。 分かるようで分からない、謎が多いと思いませんか? 実際、医療の世界でもはっきり分かっていないことも多くて、世間のほうが騒ぎすぎていて困っていることもあるようなんです。 先日、消化器内科の専門の先生が教えてくれました。 ちょっと忘れてしまったところもありますが、情報の一つになれば・・・。 人間ドックに来る受診者の方にも「ピロリ菌の検査は出来ないんですか?」って聞かれるこ . . . 本文を読む

謎の中国人先生

2005年05月31日 22時51分55秒 | ナースのお仕事
今、一緒に働いている医師の中に中国人の先生がいる。 正確にはどこの出身なのかは知らない。中国というのは私の勝手な思い込み。 いずれにしても、思い込みと先入観というのは恐ろしい。 先生は、そう、周富徳とか陳健一とかといった中華料理人のような喋り方をする。 早口で聞き取りづらい。 なのに、よく喋る。 私はいつも必死になって先生の話に耳を傾ける。 とても丁寧な先生なので、患者さんうけが良い。 一方で . . . 本文を読む

義兄のはなし

2005年05月05日 18時25分59秒 | ナースのお仕事
姉の旦那はこの4月から2年目のナースマン。 もともとは違う仕事をしていたのだが、何故か看護師になった。ぶっちゃけ理由はいろいろある。 さて、そんな義兄は人生の先輩ではあるが、看護師としては私のほうがよっぽど先輩だ。 今年10年目のナースからみると、2年目のピヨピヨナースマンは面白い。 2年目といえば、ちょっと余裕ができ始めて仕事が面白くなる時期である。 1年目の新人ナースが配属されてくるので、今 . . . 本文を読む

何で看護師になろうと思ったの?

2005年04月25日 21時03分56秒 | ナースのお仕事
「なんで、看護婦さんになろうと思ったの?」 ナースになると、この問いに答える機会がなんと多いことか! 聞きたくなる気持ちも分かるが、何を期待してそんなことを聞くのだろうか。 「キャンディーキャンディーに憧れていたの」 「お母さんも看護師をしていたから」 「おじいちゃんが入院した時にね、・・・」 「実は小さい頃からだが弱くてね、・・・」 いったいどう答えれば、納得するのだろう。 私はまあ、その時 . . . 本文を読む