今日は、久しぶりに休日の銀座を歩いた。
父親が商品券をくれたので、新調しようと思っていた靴やバッグを見に行ったのだ。それと同時に、せっかくなので友人とお茶をする約束もしていた。
友人Mちゃんとは入院中に知り合った。
同じ時期に移植したのだ。まあ、彼女の場合は骨髄バンクからの同種移植だったが。
いずれにしても、ともに病気と闘う戦友。
合うとお互いに元気になるのだ。
で、買い物は予定通りバッグと靴を . . . 本文を読む
もしも、あの時あなたからのメールがなかったら、遠い異国の地スロベニアで医師をしていたあなたと出会うことはなかった。看護師をしていた私は、なんでわざわざメールで医師と出会わなきゃいけないのかと思ったが、偶然なんて一つもないと今は思う。
あなたと出会って間もなく、私はガンを告知された。診察室の前まで看護師だった私にとって、それはまさに青天の霹靂だった。白衣を着ていたせいか、私は不自然な冷静さで、 . . . 本文を読む