さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

その後の事

2010年08月11日 17時31分31秒 | MM闘病記
最近の感情の不安定さが、限界にきて、
昨日、通勤途中に見かけた心療内科に駆け込みました。

ところかまわず涙が出るし、急にイライラして関係ない人を不愉快にさせかねないし。
このままでは仕事にならない、と思ったのです。
なにより、つらいしね。

初めて入る心療内科、にもかかわらず何の情報も得ないまま、
行き当たりばったりで入ってしまいました。
一応保険診療をしているらしい。
でも、いきなり初めの問診で、自由診療の希望の有無を聞いてきた。
まあ、カウンセリングとか、自由診療もあるのかとあまり深くは考えなかったが。。

話をしていると、とにかく私は泣きたい状況にあるのに、
泣けずにいるから、小出しにして溢れてくる、という事が分かった。
泣ける人はいるのか、と言われ・・・いないと答えた。

途中やけに病気の事を聞いてくるので、まあ、そんなものかと思っていたら、
自分も足を切断するかという病気になったが、自分でなおしたという話をし始めた。
あれ??と思ってたら、
民間療法的な何かをやっているらしい・・・
怪しい医者だ。
水?なのか、還元水なのか・・・言わなかったが、
完治したいと思うなら、相談に乗ってもいいと言いだした。

自分の病院では精神科は職員は診ないというので外に頼ったが、
準備不足、失敗したのかもしれない。。。

でも、気持ち的なものを整理されたところはあった。
軽い安定剤も処方してもらった。

今日は、職場に行き、しいて言えば信頼できるスタッフに話をした。
それもあって、今日はだいぶ元気。

午後は血液科の外来で、今日は午前中の勤務。
主治医にも一応、一連の事は報告した。
薬も結局、まとめて処方してもらうことにした。

ホルモンバランスの崩れ、つまり更年期の症状かも?
という事にもなり、次回ホルモンの検査も追加してくれた。

それから、今日はたまたま外来日が一緒になった患者仲間が声かけてくれて、
お茶して、外来を待ってもらい一緒にランチに。
同年代の彼女も同種移植をして、5年が経過していた。
最近転職したのだが、職場には病気のことは一切言わずに就職した、と。

このご時世、病気の事言ったら就職できない、
というが、今現在も職場では病気の事を言えずにいるという。
過酷だなあ。。。
そんな中、たくましく生きる彼女はかっこよく見えた。

とはいえ、お互いに会ったことで救われたことがあった。
私たちだからこそ、分かりあえること、言葉にしなくても分かること、
なんだかとても気持ちが軽くなった。

私自身もしゃべれる場がほしいんだ、と認識した。
おしゃべり会をしていても、ランチ会などを開いても、
どこか人のため、という気持ちがあった。
まあ、なかなか同年代の同じ境遇の仲間にはなかなか会えないのだから、
仕方のないことなのだが、

今日は本当に会えてよかった。
翠さん、ありがとう!
これからもよろしくね!

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3 コメント

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ジャンクドクター (ホタル)
2010-08-12 07:19:28
そんな怪しげなDrもいるんですね、しかも保険医!?
でも昨日はいい流れに乗ったようで、読ませて頂いた僕も少し安堵。
マイナートランキライザー、さゆりさんの心を少しでも軽く
してくれますように!
それと、さゆりさんも相当カッコいいですよ~~~^^
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災い転じて福となす (中雄)
2010-08-12 23:26:37
は、言い過ぎですが、気分が変わるきっかけになったのなら、悪いことばかりでもなかったのかもしれませんね。それにしても、とんでもないがいるもんだ!
がんサバイバーの労働問題にはマスコミも注目しているから、なにか動きがあるといいですね。
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Unknown (さゆり)
2010-08-13 18:07:30
薬はコンスタン(ソラナックス)なんですが、主治医には、ガバペン飲んでいるから、夜だけがいいかも、と言われた。
で、かなり睡眠の質が向上した。
睡眠障害はないんだけど、眠りは浅かったんだと分かりました。

亀体操?ブログ伊勢白山道、リーマンさんのおすすめの体操の一つ、をやってみると本当にスッキリして、メンタルもだいぶ安定してきました。

確かにガンサバイバーの就業環境は何とかしたいなそのために何が出来るんだろう…
おたんこナースじゃダメかな。
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