さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

人生について考える

2006年04月23日 20時41分16秒 | 日記
数日前、職場の先輩に自分の生き方について指摘されて以来、悶々と考えている。
私にとっての人生の哲学とは何か。

そもそも、私の生き方、最後の詰めが甘いという指摘だった。
最後の最後で、まあ良いか、仕方ないかと諦める。
そんなので良いのか?
という、余計なお世話的なご指摘。
しかし、結構まじめな私としては、そのまま素直に正面から受け止めてしまった。

そもそも、自分の人生哲学とは何か。
そんな難しいこと考えなくても、では、何がしたいのか。
何がしたくないのか。
・・・考えたところで何の答えも出てこない。

じゃあ、まず仕事について考えてみよう。
10年間続けている看護師という仕事。
どんなポリシーがあって、この先どのようなビジョンを持って専門職業人として、やっていこうとしているのか。

今日、たまたま自分の主治医と食事をした。
チャールズ・ブコウスキーを教えてくれた人。
彼自身が、ブコウスキーなのではないかとさえ思えてしまうほど、
飲んだくれのただのオヤジ。
しかし、彼にはちゃんとした哲学があった。
自分が大切にしたいこと、譲れないもの、それでも、傍らにはいつも死を置いていること。
全てが完成された、まさに大人だ。
もちろん、一般的な常識からはずれるような、人生哲学かもしれない。
しかし、彼なりのポリシーを感じる、魅力的な大人だ。

そんな、大人と話していて、
わたしは、とことん、自分の人生観がまだ定まっていないことを痛感せざるを得なかった。
結婚したら考え方や価値観が変わるかもしれない、
とか何とか思っているせいだと思う。
この期に及んでも、他力本願思考な私。
ほんとうに、落ちぶれてしまったものだ。

考えてみているだけまし?
そんな考え方もあるかもしれないが、当の本人が納得していないんだからどうしようもない。
だったら、どうにかすれば良いのに、どっち向いて進むべきかがわからない。

自分の生活レベルの基準を決めようと、26歳でマンションを購入した。
「あなた色に染まれる私」を一つのウリに、結婚願望を強くもち続けた。

さて、これからどうしたものか。

やはりここはブコウスキーに聞いてみるか。

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3 コメント

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Unknown (充ちる)
2006-04-26 20:27:03
26歳でマンション購入というのはえらいですね!

それにMMで自家移植2回されてナースのお仕事も続けられているのは本当に感心します。

うちもマンション購入して2年半で主人がMM告知をされたのですが・・・ローン払いきれるかな~?(退職を余儀なくされたので・・・)

率直な文章で、なんだかお洒落な雰囲気がします。

一気に読ませていただきました。

日々葛藤することが多いとは思いますが・・・。

応援してます(*^^)v
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どうでもいいことなんですが・・・ (みちる)
2006-04-26 21:21:49
マンション購入して1年半の間違いでした。

しかもHNが・・・。

お目汚しスミマセン<(_ _)>

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みちるさんもファイト! (さゆり)
2006-04-27 22:47:45
コメントありがとうございます。

みちるサンのご主人もMMですか・・・。



^O^

戦友がまた増えました!

いないことに越したことはありませんが、

どこかに存在する戦友であれば、出会ったほうがいい。



頑張りましょうね~

ローン返済も。
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