寒波来る心寄り添いにこやかに
1月31日地域包括支援センターのケアマネージャー、看護師および介護職員の方に「傾聴とは」の講演に行ってきました。
講演の後、皆さんとのお話しの中で、少しですが傾聴のロールプレイを実施しました。
話のすべてではなく、一部でもなるほどと感じられて皆さんのお仕事の中で少しでも活用していただければ幸いなことです。
昨年12月3日には、認知症サポーターの方に「認知症高齢者の傾聴について」の講演をしました。
認知症に関する基本的なことを話して理解していただき、後にどのように傾聴をするかのお話しをしました。
認知症の方の介護、サポートおよび傾聴を行うには、認知症をよく理解しないと間違ったことをしてしまい、人間関係を難しくしてしまいます。
認知症のことで悩んでおられましたら、ご相談いただければ少しはお役にたてると思います。
「傾聴」とは、
「こちらの聞きたいこと」を「聞く」(Hear)のではなく、「話し手の言いたいこと、伝えたいこと、願っていること」を受容的・共感的態度で「聴く」(Listen)ことで、話し手自身の考えを整理し、納得のいく結論や判断に到達するように支援することです。
これがなかなか簡単ではありません。
傾聴は、会話ではありません。
従って、傾聴をするにはスキルが必要です。
これからも、機会があれば傾聴について書いていきたいと思います。
一人でも多くの方に「傾聴」を理解していただき、高齢者に寄り添っていただければと考えています。