虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

ケープタウン満喫の旅⑥カーステンボッシュ植物園と鳥の楽園

2010-12-15 23:08:25 | 南ア-旅行記-
今日は、5日目。

ケープタウンからみてテーブルマウンテンの反対側にある、
カーステンボッシュ植物園に行ってきました。

南アにある、ほとんどの植物が栽培されていて、
またケープ地方でしか見られない特別な花なども見られます。

ただ写真をほとんど撮らなかったため、
リンクを貼っておきますね。

カーステンボッシュ植物園-英語-

お勧め度:☆☆

理由:植物が好きな人にはたまらないとは思います。
植物に興味がなくても丘陵公園として芝生で寝そべるのもありかと。
問題は、街からのアクセスがあまりよくないことと、
もう少し細かな説明があればもっと楽しめたと思います。
電子辞書をぜひご持参ください。

次に、行ったのが、
『World of Birds(鳥の世界)』。

たくさんの鳥とその他の小動物が見られます。

南アの動物に限らず世界中の動物が目の前で見られるので、
子ども連れの方も結構多かったように感じます。

せっかくなのでご紹介。

目の前で鳥たちを見ること(触ること)ができます。



一番よく見たのは、ふくろう。



鳥コーナーが終わると、
今度はリスがお出迎え。



サルと遊ぶこともできます。



あと、南アといえばの
スプリングボックもいます。



お勧め度:☆☆☆

理由:直接触れ合うことができるので、お子様連れの方は、ぜひ。
アフリカの動物に特化しない動物園だったので、
日本の動物園と比べると、わざわざ南アで見なくてもと感じたので、
☆一つ減点しました。

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日本の高校からの質問に答えます①先生の学歴

2010-12-15 13:02:15 | 南ア-その他-
先日、といってもかなり前になりますが、

日本の神奈川県内のとある高校より
南アの教育に関してJICAに問い合わせが来ました。

どうやら文化祭か何かの展示で、
南アの教育について紹介したいようです。

というわけで、
現在、南アにいる青年海外協力隊員で唯一、
小学校が活動先になっている私のところにも質問が来たので、

私の分かる範囲で真面目にお答えしました。

せっかくなので、2回にわけて、紹介します。

質問①:今、学校で教師をしている方々は、大学を卒業している現地の方なのでしょうか。

回答①:

私の管轄する25校の公立の小学校の先生の話から判断するに、
大学を卒業しているは、80%または90%以上です。
ただし、これには先生になってから通信制の教育を受けて、大学を卒業した者も含みます。
(というのは、南ア政府は先生たちに日頃から勉強することを強くすすめ、
それを人事評価(具体的には、個人の給与)に反映しているからです。)

したがって、現在の先生のうち、
かなり年配の先生でも、大学の通信制の授業を受けています。

今回の質問は、おそらく
これ(通信制)を含まないものだと思いますので、
教員になる前に、大学を卒業した方として、推測するに、
おそらく50%くらいではないでしょうか?

この地域は、アパルトヘイト時代に、
教員養成を行う、専門の教育機関があり、
そこで教員免許を取得できました。

その機関には、小学校(Gr.7)を卒業しただけの方も少なからずいて、
充分な教育を受けられなかった方も多くいました。
(現在は、この機関は廃止されました。理由は分かりません。必要なら調べます。)

ただ、いまの先生たちが受けている、通信制の授業は、
単位制と言って、大学のキャンパスに学びに行かなくても、
教科書を読み、テストを受けることで単位が取れるものです。
具体的な指導方法や教科の専門性に結びつくとは限りません。
参考までに。

あと、これとは別に
私の地域には、南ア国外から来ている先生もたくさんいます。
といっても多くても2割弱ですが。
私の知る限り、ジンバブエ人、スワジランド人、ナイジェリア人が多く、
続いてインド人、ウガンダ人、
あと、パキスタン人やモザンビーク人の方々がいます。

特に、ジンバブエ人の先生の教育のレベルは、高く、
南ア黒人の先生方よりも分かりやすい授業をします。

これも南アが抱える大きな問題の一つです。

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