今日は、
JICAの南ア事務所の調整員さんが、
私の活動を視察に来られました。
今回、幸いなことに、
前回の視察のときとは違うJeppesReef地区の学校だったことで、
いつもと違うようすを見ていただけたかと思います。
といってもいつも組んでいるGr.7の先生が
「私のBossが来るから」と朝、急に内容を変更したこともあり、
私は、ほとんどフォローできず、
ただ授業を観ることしかできませんでした。
まあ現地の先生にとっても、
ナーバスになる活動視察だったようです。
さて、今日のテーマは、
「他言語で話されること」です。
普段、私の周りの南ア人が話す言語は、SiSwati(スワジ語)です。
私の前で、気を遣って英語を使う先生もいますが、
ほぼ90%以上、現地語なので、彼らが何を話しているのか、
半分以上分かりません。
それは、赴任当初の私には、
不安とさみしさしか感じませんでした。
いまでは、比較的慣れたこと、少しは理解できるようになったため、
そのさみしさはさほど感じません。
ただこの気持ちを理解してくれる南ア人は、ほとんどいません。
それはそうですね。
普段、彼らの住む地元で、理解できない言語環境などありませんから。
しかし、Gr.7の先生が、その気持ちを体感しました。
今日、私の上司(日本人の方たち)が来て、
私が日本語で活動を説明していたのですが、
彼にとっては、不安で仕方なかったようです。
彼曰く、
「知らない言語で会話されて、何を話しているのか分からないので、
私の授業のことを批評しているように感じた」そうです。
彼には、申し訳ないことをしたと思う気持ちと
現地語が分からない私の気持ちも分かってほしい気持ちが半々でした。