清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
hiro-s@ivory.plala.or.jp

数千羽の群れ、見たことありますか?

2016-12-16 20:06:33 | フォト

 ハクガンの群れです。3-4000羽はいるのでは、2回程チェサピーク半島で見ました。晩秋の風物詩です。毎年この時期に渡って来るのです。初めて見たときは相当ビックリしました。トウモロコシ畑のセンターに着地して家族単位で段々に外に向いながら零れ落ちたトウモロコシの実をついばみながら広がっていきます。我々が見ている道路の手前20m位の所まで接近してまた、センターに向かいUターンしていきます、この間、約30分くらいだったように思います。そしてまた、家族単位で飛び立って別の場所に移動するのです。空が一面暗くなってくるのが異様です。空を見るとまるで雪が大きな塊で落ちてくるようです。ラジオのニュースで伝えてくれるので確実に観察できます。

ハクガン Snow Goose 全長66-84cm ハクガンには白色系と青色系(アオハクガン)とがおり、白色系は黒い初列風切と灰色味のある初列雨覆いを除き全身が白色。嘴は赤紫色で会合線が黒い。足は濃い桃色。青色系は頭と頸のみが白く、体は暗青色。幼鳥は全身が暗色で、嘴と足の色も全体に鈍い。ハクガンはシベリア東端部からアラスカ、カナダの北極圏で繁殖し、アオハクガンはシベリア東部のみに分布。ツンドラに集団で営巣している。広く北アメリカに大群をなして移動する。北アメリカ東部で越冬。 興味のある方は、晩秋から初冬にかけてメリーランドからペンシルバニア方面に移動するので調べておくとよいです。


日本名より英名がGood!

2016-12-15 19:59:06 | フォト

  日本名オナガタイランチョウ、 英名 Scissor -tailed Flycatcher 単なる、尾が長いよりも、ハサミみたいな尾を持つタイランチョウのほうが、イメージ的に連想しやすいと思います。全長35cm〔尾を含む)。頭から背は淡灰色。下面は白色で下腹は赤味を帯びる。翼は黒く羽縁が白い。尾はとても長く先は2本に分かれる。肩に赤斑がある。北アメリカ中南部で繁殖し、冬季は中央アメリカへ渡る。道路端や農場などのやや開けた場所を好む。木の頂に止まり、虫を見つけると飛びながら捕らえて元の場所へ戻る。アメリカのオクラホマ州の鳥。 日本名の別名、 エンビタイランチョウ、 エンビ服の腰が二つに分かれていることからの意味合いでしょう!

空中で餌を捕獲することで、Flycatcher と分類名が付いています。 其の特徴が上嘴の先端が下に曲がっています。空中で捕獲するとこの曲がりがヒッカカリの役目をして捕獲した獲物を落とさないのです。 そこが空中捕獲のなまえの由来です。尾羽を開いたポーズはかなりの美しさです。魅了されます。


この瞬間はお見事!

2016-12-14 19:28:54 | フォト

 これは最高! 狙って撮ることはまず無理、でも最近は連写することが出来ますから、何度か挑戦すれば可能性はあります。それでもカメラマンに拍手喝采です。感動を有り難う。

カワセミ Common Kingfisher 全長17cm。小さな身体に比べて頭と嘴は大きく、尾羽は短い。上面は金属光沢を帯びる美しい青色、頭は緑色、胸と腹は赤褐色。雌は雄よりも鮮明さや美しさが劣る。足は合し足で短く、赤色。雄の嘴は黒色で雌の下嘴は基部側半分が赤褐色。ユーラシア大陸、アフリカおよび東南アジアからメラネシアまでの寒帯南部から温帯、熱帯に分布日本では北海道から沖縄までの各地で繁殖し、一年を通じて観察される地域が多いので留鳥とされているが、季節的に個体数の変化が似られる地域もあるため、一部に渡りをするものもいると考えられる。

狙いを定めて潜水捕獲!その瞬間! ・・・・・・・・・イメージどうり挑戦して、制作してみましょうか? 25日のクリスマスの日から始めます。制作プロセス御見せします。


片足で立っています。

2016-12-13 18:53:23 | フォト

 こんなポーズはよく見ます。 片方は腹の中です。 クーパーハイタカ Cooper's Hawk 全長40cm翼開帳70-73cm、翼長21.4-27.8cm、尾長18.1-24.2cm 雄の頭頂は黒褐色で、額は少し淡い。後頭は濃灰褐色で、白斑がある。尾には3本の黒帯があり、先端は白い。雨覆は灰色で、初列風切は黒と白の帯状となる。翼下にも黒い帯が3-4本、次列風切には2本の黒い帯状斑が目立つ。若鳥は全身が褐色で、喉から胸、腹には濃褐色の長いハート形縦斑がある。カナダ南部からアメリカのフロリダ、テキサス州やメキシコなどで繁殖。あるものはコスタリカ、コロンビアまで移動。

面白いポーズになりました。足元からの上層吹き上げ風がきて胸の膨らませていた羽が浮き足だっています。右足一本で立ち左足は腹の中に休ませています。 なかなか、ヒョウキンなポーズになりました。


私より3割も大きいのですよ、メスは!

2016-12-12 19:58:25 | フォト

 私が全長38cm、雌が51cm。 翼開帳84-120cm。頭上から後頸は灰黒色。背、翼、尾は暗青灰色。尾は比較的短く、黒い横帯がある。頬にはひげ状の黒斑が目立つ。胸、腹、翼下面は白く、黒い横斑がある。若鳥の上面は濃褐色で、胸から腹は淡いクリーム色に黒褐色縦斑がある。南極を除く殆ど全世界に分布。日本では北海道の利尻島、天売島、大黒島、岩手、宮城、新潟、鳥取県、九州の対馬などで繁殖しているほか、さが、四国、伊豆諸島や沖縄南部などに冬鳥として渡来断崖上から翼をすぼめて時速400km以上で急降下したり、80-100kmで追いかけて鳥類などを捕食。飛行は早く直線的で、力強い羽ばたきと滑空をつづける。ケーケーケーまたはカーカーカーと鳴く。

はい!いま、食事が終わった所です。 私の胸を見てください、逞しいでしょう! これで時速400kmくらいナントモ無いですから、他の鳥からは暴走族と呼ばれています。  と・・・・・・・   何度も制作していますが、毎回、新しい発見があります。