木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

誰のミス?誰の責任?

2024年12月27日 | つぶやき
給食費を二重徴収 保護者から「2回引き落とされている」と連絡あり発覚 高松市(KSB 香川ニュース) https://u.lin.ee/hal9SW8?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

業務委託以降のミスという

今後は再発防止のために、確認作業をすると言っているけれど、そもそもやっていなかったことに驚く

入力後のチェックは基本中の基本
もちろん入力者はやっているだろう。でなければもっと多くても不思議ではないから。

膨大なデータの入力
人間のすることだからミスはあって当然

セルフチェックは、入力した本人には見つけにくいのが痛いところ。どれほど注意をしても気づきにくいのだ。

だから人を変えてチェックするか二人で突き合わせする必要があるのに。
経費節減のためしていなかったのだろう

これではないけれど、派遣会社だと作業した本人がペナルティを受けて終了することも多いと聞く

確かにミスをしたのは、入力した人かもしれない
けれど最終チェックを怠った責任まで入力した人に負わすのはオカシイと私は言いたい。

昔のような終身雇用制度の時代なら、こんなノーチェックのミスなどはあり得なかった。担当者だけの責任にもしなかった。


でも今は違う。
働くことが辛い世の中になってしまった

経費削減·人件費節約を当然のように責任を負わぬ経済学者や経営アナリストは口にし、仕事を端折ることが仕事の効率化のように錯覚しているけれど。

実際ミスが起きれば、その精査と対応と補償にかかる時間とコストでわずかばかり浮いた人件費は吹き飛んでしまうのに。
しかも信用を失うというハンデ付き

それを回避する方法は、個人の責任にすり替えること。利益第一の汚い考え方だとおもう。

当然ペナルティを受ける作業者は失敗しないよう萎縮する。萎縮すれば本来の力を充分に発揮できず疲労感だけが残る


逆に安心して作業ができる環境にあれば、実力以上を発揮することもあるだろうし、同じ仕事でも楽しくできるだろう。楽しければ、達成感と意欲も湧く

数字の見える化が叫ばれて久しいけれど、本当にそれで効率が上がり、働く人の力と意欲を引出すことができているのか聞きたい。

見えない部分にこそパワーが潜んでいる
無駄なものなど何一つないのに。

私は経済学者や経営アナリストではないけれど、数字やペナルティに管理され楽しく働けない職場に生産性も効率化も望めないと思う

人間はロボットではない
働く意欲を削ぐような効率化や費用削減はかえって効率をさげる。

急がば回れ
せいては事を仕損じる

マイナ保険証で河野太郎氏が見せてくれたではないか。

人に何かを効率よくさせるのは、子どもに学ぶ意欲を持たせることと似ている
信頼できる上司(くつろげる環境)と、自ら決めた目標と、その達成感を味あわせてあげること。
その繰り返しで意欲と経験値(点数)が上がる
やってはいけないことは、失敗を責めること。
責める代わりに、原因と解決策を自分で考えさせること。
だからペナルティなんて愚の骨頂
ペナルティは管理職が受けるもの。管理不十分だったのだから

意欲や経験値は、上司や会社の利益の為に働かせて(親のために勉強させて)身につくものではない

きちんと守り教える事もせず、無能呼ばわりなんてされた日にゃ仕事(人間)辞めたくもなるよねぇ…

そもそも入金された時にチェックしていたら、1回目で気付くはず。見過ごされていたということは、金額しかチェックしていなかったのでしょう。

この入力ミスをした人が、ペナルティを受けていないことを祈ります

最近何でもかんでも自己責任と言いますが、管理責任をもっと問わねば、ミスはなくならない。

人間は失敗を繰り返し成長する生き物だから
自己責任だけでは防げない




コメント
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