◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

P&Bの仕口について

2008-03-15 | ログハウス
先日、あるログハウス業者さんと話をしていたときに、P&Bの納まり
についての説明をさせて頂きました。
ログハウスでもP&Bは、加工の方法、仕口などは日本の昔からの納まりですと・・

丸太が大きい分、どの寸法もそれなりに大きく作ることは当然です。
あと大事なのは、乾燥収縮によることの対応ですね。

柱のホゾ部分ですが、部材が大きいのでホゾを長方形にする必要は
無いと考えています。(土台に接する部分は長方形です。)

部材が大きい分、それに耐えうる大きさが無いと駄目なような気がします。
(実際は金物で緊結するので問題は無いのですが・・)
なので、仮に金物を留めなくとも持つような感じで。。

短い梁などでもキチンと仕口をつけています。

これを一本一本作っています。
なので、それだけで強そう~て思いますね。

実際組んでいる状態はこんな感じです。

穴の開いている部分にはボルトが入っています。

簡単に見えるけれど、P&Bも加工は大変なのがわかりますよね。

プレカットも出来ないし。。

こういうことも出来ます。ビルダーには嫌がられましたが、、、

キチンと仕事をして、かつ金物を使用して頑丈なものとなりました。
P&Bの場合は カナダで加工する場合と、日本で加工する場合がありますが
・・・何故? はシークレットです。

この 説明の写真は 滋賀県のK様の物件の写真を使いました。
もちろんウエスタンレッドシダーのP&Bです。
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工事中の物件情報などはこちらで ・・・ 『見つけよう!理想のログハウス』