きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

2018 今年のお宝ベスト10

2018年12月29日 | その他(ビーチコーミング関連)
今年も残すところあと2日。 振り返ってみると一年あっという間に過ぎ去ってしまったと言う感じです。 去年のベスト10の時は、入れたいものが多すぎて何を入れようかと悩んだのですが、今年は逆に少なすぎて何を入れようかと悩みました。 割といろいろ拾っているのですが、海で悶えるほどうれしい貝や漂着物に出会っていなかったような・・・ それとも、そういうときめきが、年と共に薄れてしまっているのか・・・・ そうだったら危ない危ない。

ということで、今年のザル画像を眺めながら選んでみました。 もちろんこれは、私個人の好みの問題なので、レア度とは全く無関係です。 



10位  イボダカラ  12月20日 平砂浦



記憶に新しいと思いますが、ついこの間拾ったものです。 FDのイボダカラ。 イボダカラは久しぶりです。 最近、タカラガイではなくて他の貝にシフトしてきたところがあるので、FDのレアなタカラガイでも悶え度は低し。 ヒトフシイトカケとどちらを入れようか悩んだのですが、やっぱりベスト10にタカラガイが入っていないのは淋しいですからね。



9位  フスマガイ  12月6日 原岡



これは、拾った時の悶え度はゼロ。 原岡でたくさん拾えるシオガマガイにしてはでかいな。と思って拾ったもの。 確かにシオガマガイと違って、手触りが違うのです。ブログアップした後でフスマガイだと教えてもらい、珍しいもののようなのでちょっとうれしい。 そして、もう一度良く見てみたら、これがね、なんか和紙みたいな感じなんですよ。 うまく表現できないのですが。私から見たら貝の表面が和テイスト。 じわじわ悶え系ですね。



8位  シュスヅツミ  8月17日 塩見



ウミウサギ科の貝は大好き。 でも、なかなか出会いは難しい。 今年はヒガイを2個拾いましたが、ヒガイよりもシュスヅツミの方がうれしかったです。 



7位  スカシカシパン  3月6日 船形



小さなスカシカシパン。とってもかわいいのです! もう拾った時は踊りたくなるほどうれしかった。 大きなスカシカシパンもきれいなものは拾っていなくて、いただいたものを大切にしています。 でも、大きいものよりも、このサイズの方が好きかも。 このくらいのタコノマクラとかないのかな? 



6位  ツガイ  11月6日  岩井



残念ながら割れていますが、これでペッチャンコシリーズのコンプリートです。 ツガイとツツミガイとヒメミミガイの違いが全く分からなくて、ツガイを拾ってみないと違いは分からないと思っていました。確かに見つけた時に、あれ?これなんか違う・・って感じました。やっぱり、図鑑よりも実物ですね。 来年は、完品を拾いたいですね。 拾ったら、コレクション紹介のペチャンコシリーズの所に追加したいと思います。 ちょっと、この割れたバージョンだとね・・・  割れているけど、ずっと追い求めていた物だったので、順位は高め。




5位  ホソテンロクケボリ 4月12日 4月26日  坂田



黄色のホソテンロクケボリですよ! 初めて見ました。 やはり、拾った時よりも色があせてしまった感じはします。 ホソテンロクケボリは沢山拾っていますが、これだけきれいなものは初めて。それも続けて同じ時期に2個ですからね。 その時期にいくつか上がったのでしょうかね。運が良かったなと思います。



4位  タツノオトシゴ  2月6日  原岡



原岡海岸は、ビーチコーミングというよりも、桟橋とポケモンをメインにちょこっと寄ることが多いのです。 この場所好きだし。 ほとんど貝を拾うことは無いのですが(ビーチコーミングをするけど収穫なし)これを見つけた時は、ビーチコーミング目的でも寄らなくちゃ!って思えるくらいの大ヒットでした。 以前、坂田で生きたタツノオトシゴが漂着していて、これ欲しいと思ったのですが、さすがに持ち帰ることは出来ずに海に投げて帰ってきた事があったので、こうやって仕上がった状態で漂着したものを拾えたのはうれしかったです



3位 カゴメシロネズミ  3月13日   布良



カゴメシロネズミには、いろいろありまして・・・  ブログにも書きましたが、2015年12月1日のブログのザル画像を見た方から、ヤグラシロネズミではなくてこれはカゴメシロネズミです。とても珍しいものなので、大切にしてくださいと言われました。 しかし! その貝を探しても見当たらず落胆する日々 結局、その貝はヤグラシロネズミブースからではなくて不明貝ブースから無事に見つかってめでたしめでたしだったのですが、その後、さほど時間が経たないうちにこの貝を拾いました。  あ!これはカゴメシロネズミじゃないですか!! と浜で見て感動しました。この件があって、ヤグラシロネズミ、カゴメシロネズミ、マルシロネズミの違いがわかるようになりました。




2位  いるかの耳骨  11月29日  塩見



この出会いは、奇跡としか言いようのないものなのですよね。 いるかの耳骨はこれで27個目。まあ、これは何個拾ってもうれしいのですが、2位にしたのはこの日に拾えたことに意味があります。 実は12月11日に娘が卵巣嚢腫の手術をする予定になっていました。 別にイルカの耳骨を探そうと思っていたわけでもなかったのですが、これが目に飛び込んできました。 すぐに、これは娘にあげようと思いました。お守り代わりになりますからね。 手術まで12日。 これを、昨年の博物館フェスティバルで知り合ったhyo‐tanさんに頼んで加工してペンダントにしてもらおうと思いました。 すぐに浜からツイッターで連絡を取り、お願いして手術日までに間に合わせていただきました。

これがそのペンダント。 娘の誕生石のペリドットも入れてもらいました。



もちろん、手術は無事におわりました。 たぶん、次の休みだったら加工は間に合わなかっただろうから、やはりこのいるかの耳骨との出会いというものは、なにか不思議なものを感じます。




1位 カメガイ  岩井、塩見他 





なんかね、今年はこれにハマりました。 レア度は、この中で一番低いと思うけど。 とにかく、かわいい。 カメガイ目的で歩いたことも多かったし。 来年も、シラタマガイと同様に、見つけたら絶対に持ち帰るとは思います。 一番好きなのはクリイロカメガイ。 これがなかなかないのよね。




今年も一年間、訪問してくださりありがとうございます。 皆様のおかげで、今年も頑張って続けることができました。 ブログ見てるよの一言がとてもうれしく力になります。ありがとうございました。 また、来年もビーチコーミングをしながら、こちらで報告させていただきますので、末永くよろしくお願いいたします。








2 コメント

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Unknown (よ~かん)
2018-12-31 12:42:33
きいこさん、ご無沙汰しております。
こういう記事、締め括りな感じがしていいですね~

この中の殆どを見つけたことありません。シュスヅツミの白って珍しいですよね。耳骨の話、海が取り持つ縁の話はビーチコーミングをしていると遭遇しますけど、これはホント奇跡だなあって思いました。耳骨は私には未だに縁がありません・・・ カメガイは沖ノ島で一つ拾えたきりなんですが、ホント繊細で、アレは集めたいですね。

私の方はパッとしない感じの一年でしたので、来年凄い何かと出逢うことをもう今から夢見ていたりします(笑) 一応初拾いは館山を予定しています。館山にはもう半年以上行けていないので、楽しみです。
また来年もよろしくお願いします。よいお年を~
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Re:Unknown (kiiko)
2019-01-01 21:53:27
よ~かんさん、明けましておめでとうございます。 コメントありがとうございます。

耳骨は不思議です。今回以外でも、不思議な出会いが多いです。探そうと思って探すと、まず見つからないですね(笑)

初拾いは館山ですか。良い出会いがあると良いですね。 今年もよろしくお願いいたします。
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