きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

コニクタケ、シュマダラギリ、コゲチャタケ、ホソコゲチャタケ

2016年04月27日 | 細長い巻き貝
今日も引き続きタケノコガイ科のご紹介。 タケノコガイ科は、今日のビーチコーミングのブログの不明貝から名前を教えていただいて、最近整理が出来てきました。


コニクタケ



南房総でも良く見かけます。 ビーチコーミングを始めた頃は、ほとんどこの形の貝を拾ったら、コニクタケと分類していました。 もう、見分けがつかなかったのです。 で、薄茶のものがコニクタケでこげ茶色のものがコゲチャタケと思っていました(笑) あと、最初にコニクダケ、コゲチャダケと覚えてしまったので、いまだにタに濁点を付けてしまいます。 正確には、タケだそうです。

コニクタケは、写真でもわかるように、節目の間は縦に入る線がなくて横に小さなレンガを積み重ねている感じで模様が入っています。


シュマダラギリ



朱色の貝です。 実は、つい最近までコゲチャタケと分類しておりました。これはシュマダラギリだと教えていただき、これは珍しいと喜んでいたら、コゲチャタケよりもシュマダラギリの方が多くて、私のコレクションのほとんどがコゲチャタケではなくシュマダラギリだったという事実(笑) 写真の貝は比較的朱色が鮮やかですが、擦れてくるとコゲチャタケやコニクタケと同じような色になる場合もあります。 コニクタケと違い、節目の間に縦の線が入ります。



コゲチャタケ



結局コゲチャタケはこのように擦れたものしか手元にはありませんでした。名前の如くこげ茶色。 節目の間には顆粒の粒が縦に並び線が入っているように見えます。



ホソコゲチャタケ



コゲチャタケに比べて細身で殻は薄め。 色はこげ茶色ですが、シチクガイをぼかした感じの貝です。大きさもシチクガイと同じくらいです。


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