きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

ヒメキリガイ、オウナタケ、シラタケ、ヘリトリニクタケ

2016年04月29日 | 細長い巻き貝
今日もタケノコガイ科のご紹介。 一応手持ちのタケノコガイ科はこれで終了。 南房総で拾えるタケノコガイ科の貝はまだあるので、増えたらまた改めて追加いたします。



ヒメキリガイ



私はこれ1つしか手持ちはありません。 学研の日本の貝ではヒメキリガイとされていますが、日本近海産貝類図鑑では、ヤスリギリ(異名ヒメキリガイ)と表記されています。違うと言う説もありますが、ここではヒメキリガイとして紹介させてもらいます。 擦れているのでわかりにくいのですが、褐色の不規則な模様があります。

ちなみに、ヒメキリガイダマシというふざけた名前の貝もあります。 この名前を付けられた貝にとっては迷惑な話ですが、このヒメキリガイダマシは南房総ではわりと拾えます。名前の由来はわかりませんが、ヒメキリガイになりきろうと思ったけどばれた?みたいなところでしょうか? ちなみにヒメキリガイダマシはタケノコガイ科ではなくてキリガイダマシ科で全く違う仲間です。写真を載せておきますが、騙されますかね?


ヒメキリガイダマシ




オウナタケ



これも、写真の貝一つだけしか手持ちはありません。 色はこげ茶色で光沢があるようですが、擦れているので写真の貝はそれほど光沢はないです。貝の渦を巻いた部分の溝の下に一列顆粒のラインがくっきりと入ります。




シラタケ



擦れて色が抜けたヒメトクサだろうと思っていたら、これはシラタケだと言うことを最近知りました。シラタケの存在を知ってから海を歩くと、割と白いので目に付きます。 


ヘリトリニクタケ



貝の渦を巻いた下の部分が白くなります。 最初は自分でシロイボニクタケと同定していたのですが、ヘリトリニクタケではないかと教えていただきました。 ここまでくると、なかなか自分一人で同定するのは限界がありますね・・・ いやはや貝は難しいです。



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