きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

フトコロガイ、マツムシ、ムシエビ、カムロガイ、ボサツガイ、ムギガイ

2015年03月22日 | 小型の巻貝
南房総で一番良く見かける貝ってなんだろう? いろいろ頭に浮かぶけど、このフトコロガイ科の貝は、どこの海岸でもたぶん1つは必ず見つかるのではないかと思います。どの貝も1センチくらいの小さな貝です。

ということで、今日はフトコロガイ科の貝をご紹介します。


フトコロガイ



他のフトコロガイ科の貝よりもプクっとしている感じ。貝の口の部分を横にすると、オバQの口みたいな感じ(笑) あ、でも歯状の細かい突起があるのでちょっと違うか(笑)



マツムシ



網目かかった感じの模様の貝。紡錘系でつるんとした感じ。



ムシエビ



マツムシと形や大きさは似てます。私は、最初マツムシとの区別がつかなかったです。写真で見ると模様が全然違うから区別がつくだろうと思いますが、意外と擦れた個体だと分かりにくかったりします。 模様もいろいろありますし。 ただ、ムシエビは口の部分がちょっと赤みを帯びているので、そこで区別をすると良いかもしれません。



カムロガイ



他の貝に比べてちょっと細め。そして茶色。この仲間では区別がつきやすいです。



ボサツガイ



大きさは少し小さ目。そして、専門用語で言うと縦肋が強いので、マツムシやムシエビに比べてギザギザ感があります。 模様はフトコロガイと似ていますが、形が違うので区別はつくと思います。



ムギガイ



大きさは小さ目。模様もさまざま。小さいからわかりやすいかも。マツムシやムシエビよりも小さくてスリムな感じがします。



今日紹介した6種類の貝は、たぶん海に行けば簡単に見つけられると思います。何にも貝がなくてテンションがガタ落ちの時には、こういう貝を拾って帰ります。家で瓶に入れて集めてるので。これが小さいので沢山拾わないと一杯にならないのですよ。



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