今日は、オニノツノガイ科のご紹介。名前の如く鬼の角のような形の貝ですが、中には??ってのもありますよね。
カニモリガイ
これは一番ポピュラーな貝です。南房総のどこの海岸でも見かけます。 一番鬼の角に似てるかも(笑) 表面は顆粒が沢山ありざらざらした感じです。
コオロギ(コベルトカニモリ)
学研の日本の貝図鑑ではコオロギと紹介されていますが、日本近海産貝類図鑑ではコベルトカニモリと紹介されています。どちらが正式なのかはよくわかりませんが、コオロギの方が良く使われているような気がします。
私の分類箱にはコオロギと分類されている貝とコベルトカニモリと分類されている貝とがありまして、つい最近まで別の種類だと思っておりました。 まあ同じ貝を2つに分類しているなんとも器用な事ですが、貝を同定してもらう時に、コオロギと言われればコオロギにコベルトカニモリだと言われればコベルトカニモリに分類していたのでしょう。 同じ貝でも幼貝と成貝だと様相が変わってしまうものもあるし、なかなか分類は難しいものです。
ごつごつしていて、写真の貝は見えないのですが、内面に黒白の筋が交互に入ります。
こんな感じ。 (クリックするとでかくなります)
カヤノミカニモリ
形はずんぐりしていて、鬼の角には程遠い様相。 細長いというより紡錘形。粒の大きな黒い斑点がある。
カヤノミカニモリは、白いボディに黒い顆粒があるものをカスリカニモリ型と言い、黒いボディに黒い顆粒のあるものをアラレカニモリ型と言うようです。私の持っているものはアラレカニモリ型の方ですね。
エビガイ
細くて小さ目の貝 鬼の角にしてはとっても貧弱。 特徴としては、口の部分が扇型に広がっています。
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