うんたま森のキジムナー

海亀の卵

ワシントン条約によってべっ甲の取引は禁止
されている。沖縄県でも海ガメの種類によって
禁漁時期があり、今ではセリに並ぶことは
ない。平成10年くらいまでは、海ガメをよく
捕っていた。大きいものでは200㌔以上もある
亀を捕ったこともある。

その頃、宮古島には海ガメを専門にあつかっている
料理店があり、港に着くなり電話をすると、
「大き過ぎて運べないので五千円に値切られた」
知り合いと言うこともあったので
タダ同然の値段で売ったが、なんとその亀の腹から
卵が70個あまり出てきて、店では一個、千円で
売っていた。

海亀の卵は、滋養強壮、精力薬と昔から伝えられ
ている。それもこれも昔の話、今は宮古島でも
海ガメの保護に力を入れている。産卵に上がってくる
海ガメの卵を守るために努力されている方もいる
中で、海ガメの卵を掘り起こす人がいるそうだ。
滋養強壮、精力剤などは、薬局、薬品店に行けば、
いくらでも手にはいる。わざわざ食べづらい亀の
卵を食べなくてもよいものを・・・
密漁や密売は、取り締まっても取り締まっても
後を絶たない。罰金が高く引き上げられれば、
値段も上がる。密漁者や密売者にとって、一番、
困るのは捕まることよりも、売れなくなることだと
言うことを知ってほしい。

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