評判もよく美味しい。
ソーキソバを食べているときに、ふと思うのが
「ソーキ汁が食べたい。」
毎回、ソーキソバを食べながら、その思いが強くなる。
「沖縄の食べ物で好きなのは?」と聞かれたら、
それはおそらく「ソーキ汁」と答えるだろう。
圧力鍋があるのだから、ソーキを作ることは、それほど
難しいことではない。しかし、好きなものだけに、
いい加減なものを作って食べたくはない。
ソーキ汁とは、ソーキ(豚の骨付き肉)を柔らかく煮込ん
だものと、ダイコン・人参・そして昆布が入ったいたって
シンプルな汁もの。
簡単そうで手間暇がかかる料理。
このソーキ汁にかかせないのが昆布巻きなのだ。
昆布巻きじたいはあまり好きではないのだが、昆布巻きが
入っていないソーキ汁はソーキ汁ではない。
何よりもこの昆布巻きを一つ一つ人数分手巻きする
ことが大変なので、今まで作れなかった。
ソーキ汁の昆布巻きとは、鏡餅の上に乗っているダイダイの
ようなものクリスマスツリーの一番てっぺんにある星の飾り。
食べるものに例えるのなら、タコ焼きに青のりと言った
ところだろうか・・・
どうしてもなくてはならない一品なのだ。
だが、恐るべしカラカラダイビングの調理人
「メグちゃん」は、この昆布巻をいいとも簡単に
作ってしまう。ソーキ汁が美味しいお店は「福屋食堂」
であるが、おそらくカラカラのランチで出てくるメグ特製の
ソーキ汁のほうが美味しい。
贅沢なランチを食べている。
