縁起ものなので、飼ってよいのか
帰化動物について色々と調べた。
帰化動物とは、今まで住んでいなかった地域に
自然状態では起こりえない方法で分布を
ひろげてきた動物のこと。
たとえば、人が意識的にあるいは、無意識的に島外から
持ち込みこれが野外で自然繁殖した場合が帰化動物に
相当する。
現在南西諸島では、約65種が確認、報告されているそうだ。
ウチ宮古島では17種があげられている。
畑の野ネズミ対策に持ち込まれたホンドイタチ。
狩猟の的に持ち込まれたニホンキジ。
ペットとして持ち込まれたインドクジャクは、
農園から逃げ出して繁殖し大きな被害を与えている。
帰化動物も、やってきたくてやってきたわけではない。
人間の勝手な都合で持ち込まれたものばかり。
生活が豊になり、ホームセンターで、カブトムシや
ミドリガメ、ウサギなどが売られるとうになった。
これも帰化動物になっていく。
現在ミドリガメの販売、飼育は条例により禁止されて
いる。最初はミドリガメと思ったが、我が家に
やってきたのは「ヤエヤマイシガメ」
であると判明した。
これも宮古島に生息していたものではなく、八重山の固有種
であるそうだ。
おそらく八重山から誰かが持ち込んだものが、この島で繁殖
したものと思われる。
あれから2カ月たって、3センチくらいだったのが5センチ
を超える大きさになった。このまま飼ってよいのだろうか・・・・
