場所に自生しているものもある。そのまま食べてもいいし、
沖縄ではレモンのかわりに使うことが多い。
焼き魚のサンマを注文すると、ダイコンおろしと半分に
切ったシークワァサーが皿のすみにのってくる。
ビタミンが豊富で、ガンの抑制効果があるとメディアで
とりあげられ一時期は品薄になったそうだ。
シークワァサーの「シー」は、「酢」という意味で
「クワァサァー」は食べさせるという意味。
つまり「酢を食わせる」という意味になる。
元々は人間に食わせるという意味でなく、沖縄の芭蕉布を
織り上げた後、そのままでは生地が固いので、
シークワァサァーの果汁で洗浄して生地を柔らかく
したそうだ。
沖縄では「シークワァサージュース」
居酒屋では「シークワァサーハイ」
たしか正式な名前は「ヒラミレモン」だったと思う。
小さいので食べるのが邪魔くさく、やはり半分に切ってから
果汁をふりかけて食べることが多い。
鍋料理にはポン酢を使うが、沖縄ではシークワァサーを入れた
醤油を使うことが多い。
島の人でもなかなか気づかないところに、けっこう自生している。
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